JICA海外協力隊の世界日記

日本の裏側からお便り~標高3600m越えLa Pazより~

Vol.33 活動外でのお話

突然ですが!!

配属先のセブラグループとの活動以外でも、やっていたことがあります。

そもそも、他の活動に着手し始めたのは、「もっと何かやりたい、2年間の協力隊生活を充実させたい!」という気持ちが常にあったから。

着任から半年が経つと、いくつかの団体担当者と直接話しては、単発で活動見学やお手伝いに行く日々が続きました。先住民女性の社会進出支援をしている組織、コンポストに取り組む農園、障がい者施設、ボーイスカウトetc..分野に限らず気になった団体には足を運びました。

大多数の団体は、JICAボランティアという立場のおかげもあり、部外者の私にも活動見学やボランティアを快く承諾してくれました。ただ、私の関わりたい内容と合わなかったり、活動日程が合わなかったりと中々継続することはできず。。

色々な団体を覗いていた私でしたが、帰国半年前にして、ようやく継続して活動できる団体と出会いました!!それが女児養護施設です。

月に一度、活動の無い週末や平日の夜に施設を訪問し、文化交流を行いました。テーマは各月それぞれで、ダンス、カラオケ、日本食など、日本のことを知ってもらうべく、また施設で暮らす彼女たちのリフレッシュになるように、と企画しました。

結果、彼女たちにできたことは少なかったけれど、配属先以外の若者と関わる機会は私にとって大きな学びとなりました。

背景の異なる青少年との関わり方を考え直すことができ、個人的に行ったことでも、元々の配属先での活動に繋がることも多々ありました!

また、配属先の外に出てみて分かる、配属先の良さも感じることができました。

もちろん元々の配属先での活動が最優先ではあるけれど、他に活動先を見つけて取り組むことも、2年間の協力隊生活を支える一つの手段だと、私は思います。1つの場所で自分のアイディアが実現できない時、息詰まった時、場所を変えて上手くいくことも大いにあるからです!

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