JICA海外協力隊の世界日記

日本の裏側からお便り~標高3600m越えLa Pazより~

Vol.39 【最終回】協力隊に参加できてよかった!!

今日は#39(サンキュー)回、最後の投稿になります。(涙)

早いもので、執筆を始めてから2年弱。もっと色々書きたいこともあったなぁと振り返りつつ、少しでもボリビアでの隊員生活を知ってもらえたら、、そして何より、

協力隊について知ってもらいたい!!!

という気持ちで続けてきました。というわけで、最終回は協力隊に参加しての感想をメインにお届けします。

まず、2年間ボリビアのラパスという街に暮らして、この街が!この国が!大好きになりました!!

日本での生活とは異なり、困ったり悩んだりすることもあったけれど、逆に日本にはない魅力や良さも沢山感じることができました。

挨拶には温かいハグをする文化、自由でなにかと融通が利くところ、生活に根付く民族舞踊、どこでも乗り降り自由な公共交通機関(その名もミニバス)etc..

次に、日本から遠く離れたボリビアの地に沢山の仲間ができました!!

配属先の同僚や青年たちをはじめ、沢山のすてきな出逢いに恵まれ、日々たっぷりの愛情を注いでもらいました。

結果、日本だけでなくボリビアもまた、「帰る場所」となりました。

そして、心身ともに鍛えられた隊員生活でもありました!!

ボリビア人と共に活動し暮らす中で、相手を知ることと同時に自分自身とも深く向き合った期間でした。

まずは相手のやり方を尊重する。でも一方的に相手に合わせるだけだと、それもまた自分の首を絞めてしまう。異文化理解にも双方のバランスが大事だということを実感した気がします。

また3,600m越えの高地でも、時々食べ物が当たり腹痛に悩まされながらも、なんとかなりました!案外適応力のある身体だなと(笑)

他にも、2年間の感想を挙げたらきりがない程、色んな想いがこみ上げてきます。

活動に関しては、あれもできたなぁ、あの時もっと積極的に取り組めていたら、、などと十分に満足できていない自分もいます。

でも、そんな感情もまた、協力隊の醍醐味なように感じています。

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さて、協力隊生活を終えて半年が経った今、私はなんとボリビアに戻って働いています!!

協力隊に参加していなかったら、南米のボリビアという国とは一生縁が無かったかもしれません。

2年間でスペイン語という新たな言語も習得できました。

今後も中南米を舞台に働きたいと思うことも、きっと無かったでしょう。

そう思うと、協力隊応募当時の自分が全く想像もしていなかった人生を今、歩んでいると思います。私にとっては、協力隊への参加は人生の転機だと言っても過言ではありません。

大学4年時に周囲の協力隊経験者から背中を押され、ふと思い立って協力隊に応募をし合格するも、コロナ禍に突入してしまい、アルバイト等で繋いで国内待機をすること2年。途中、進路を切り替えるか迷った時期もありましたが、粘り強く派遣再開を待って良かったと今は心から思います。

これまで私を支えてくださったすべての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

このブログを通して、より多くの方が協力隊に興味を持ってくれたら、とても嬉しいです♪♪もし迷っている方がいたら、

!!!!!!!!!

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