JICA海外協力隊の世界日記

人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

環境が育てる意欲の成長~ 夢を叶えるまでの話⑩~ さわやかNo,49

【2週連続のイベント開催】

2019.02.08


先週に引き続き,この日もチームでのイベントを開きました。

今回は,『ビンゴ大会』。

インダイアツーバ市内の様々なレストランや商店がスポンサーとして,サービスや商品を提供してくださいました。
それを景品としたビンゴ大会。

その景品を準備する過程でも,保護者の皆さんと,一軒一軒お店を周り,また電話で連絡を取り,今回のプロジェクトの趣旨と内容と,そのためのビンゴ大会であることを説明しました。
「じゃあ,これも持っていってください!」「これも使ってください!」と言ってくださる地域のお店の方々。

景品として提供していただいた数は,驚くほどの数。
多くの方が応援してくださっているのが,その景品の数だけで目に見えてわかりました。


配属先が持つ会館を会場に開催。

今回,招待させていただいたのは主に配属先の『インダイアツーバ日伯文化体育協会』に所属する方々。
普段からお世話になっている方々です。


14時スタート!!
ブラジルの方は,こうして会館等の場所に集まり,ビンゴを楽しむことが好きです。
たくさんの方が,ペンを持ち,数字が出るたびに「あ〜」「よっしゃ〜」と一喜一憂する様子は,一つのブラジルの日系社会の文化といっても過言ではないかと思います。

そうして無事に始まったビンゴ大会。

【グングン育つ自覚の意識】

ゲームの間は,出た数字を黒板に書いたり,数字の球を整頓したり。そして,インターバルに入ると,ポップコーンを配ったり,「ビールにジュースはいかがですか〜」と売り子になったり,「次のゲームのカードが必要な方は手を挙げてくださ〜い」「使い終わったカードを回収してま〜す」と,子どもたちがアクション開始!!

先週と比べても,動きが滑らか,スピーディー!!
思うに,先週のコステラのイベントで“応援してくれている人たちとコミュニケーションを取り,声をかけてくれたことや,そこでの会話”が彼ら意欲に繋がっているのではないかと感じました。
応援されることで,さらに頑張ろうという気持ちになれることは最高の好循環!!

そんなことを感じられたこの日の雰囲気でした。

そんな終始あったかい空気の中,進行されたビンゴ大会。

終わってみれば,開始から3時間ほどの時間が経っていました。
手に持てないほどの景品を持って,満足しているお客さんもいれば,準備したものが全て参加者の手に渡ったことで,スッキリした顔のお父さん・お母さん。さらには,最後までほうきとちりとりを持って,会館の掃除をしている子どもたち。

この日も,全ての人が満足して過ごすことができた1日となりました。

様々な困難もありながら,着実に進んでいく遠征の日までの道のり。

選手・保護者・地域の方と一体になりながら,進められていることを嬉しく思います!!
遠征まであと少し!最後の詰めをしっかりとしていきたいと思います。

《続く》

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☆今回のブログでは,日本遠征実施に到るまでの出来事を,時間を遡って書いています。時間の錯誤にご注意ください!!☆

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