JICA海外協力隊の世界日記

人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

夢実現のために力をくださる方々 ~夢の続き⑤~ さわやかNo,93

【世界に一つだけの夢のグローブ】

日本遠征でもお世話になった大阪に本社を構える野球メーカーのZETTさん。

私が日本に帰国した後,日本遠征を受け入れてくださったことに対するお礼をしに行った時に,グローブ工場の工場長である鈴木さんが「廣瀬くん!これでいいかな?」と見せてくださったのが,このキャッチャーミット。

『これ...。』というと,
「廣瀬くんの作ったビデオ見たよ。またエミリーちゃんにプレゼントしてあげて!」と。

なんと小西選手が鈴木さんにエミリーの動画のリンクを送ってくださり,鈴木さんがそれを見てエミリー専用のミットを作ってくださっていたのです。

「小西さんに見せてもらったあの動画を見て,早速作ったんよ」

よく見るとそこには,小西さんの使用されているグローブと同じ,四つ葉のクローバーとハートマークが。

なんと小西選手とお揃いのキャッチャーミットだったのです。鈴木さんの優しさに泣きそうになりました。
小西選手はピッチャー。エミリーはキャッチャー。インダイアツーバのグラウンドで2人がバッテリーを組んでキャッチボールをしている姿を見ると,泣いてしまうかもしれません。
このミットはサプライズで持っていきます。彼女がどんな顔をするのか。今からとても楽しみです!!

【南米の子どもたちへ】

またZETTさんは,エミリーのグローブの他に南米の子どもたちへのグローブも用意してくださいました。
「このグローブをきっかけに野球が好きな子どもが増えますように」
そうおっしゃい,100個ものグローブを授けてくださいました。

こうしたプレゼントはZETTだけでなく,ZEEMS等のスポーツメーカーや企業・学校さん,そして個人的にプロジェクトを支えてくださる方々がどんどん送ってくださっています。
南米の子どもたちが野球を通して,夢や希望を持てるようにと多くの方々の気持ちをいただいています。

ただ野球教室をするのではなく,その気持ちをしっかりと手渡しすることも私たちの使命。
現地で子どもが喜ぶ顔を写真におさめて,力をもらった方々に笑顔をプレゼントできればと思います!

あー!どんな笑顔が見られるか☆とっても楽しみです!!

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