2018/01/16 Tue
人
ブラジルをお届け! さわやかNo,1
はじめまして。これからJICA世界日記,南米はブラジルを担当させていただくことになりました廣瀬拓哉です。
昨年7月から始まった日本の真裏にあたるブラジルでの生活。
国土は日本の23倍,季節は真逆,挨拶は握手にハグそしてブラジル流のグータッチからという,今までの人生において経験のないことが起こる毎日を,陽気な人たちに囲まれて楽しく暮らしています!
私は大阪府枚方市出身,職種は野球です。
サンパウロ州インダイアツーバ市のインダイアツーバ日伯文化体育協会の野球部で毎日指導にあたっています。
JICA日系社会青年ボランティアになる前は,大阪府の中学校に勤めていました。
毎日,生徒からの刺激を受けながらクラスを持たせてもらい,社会科そして野球部を担当していました。
JICAに応募したきっかけや,自分がJICAボランティアとしてやりたいことについては,また後々詳しく書いていきます。
さて,私の任地のブラジル。
大阪の人の気質とブラジルの人の気質は似ているところがあるな〜と感じます。
例えば,私が子どもの頃,大阪で電車に乗っていると,隣に座ったおばさんが『静かに座って偉いね〜。飴ちゃん食べる?どれがええ?』とポーチから取り出して渡してくれることがよくありました。
ブラジルでもそれはよくある光景。
朝会うなり,
『Bom dia. Tudo bem? Quer bala?』
『おはよう。元気?飴欲しい?』
と,こんな感じ。会って挨拶して,体調伺った後に飴食べるか?と。
はじめてこれを経験した時は,『うわ!大阪でもよくあるやつ!』と感動しました。
それ以外にも,初めて会うタクシーの運転手さんたちも『おー!アミーゴ!どこまで行く?』と握手をこちらに求めながら,もうすでに友だちであるかのように接してきてくれます。そのあまりもの勢いに,『え?この人とどこかで会ったことあったっけ?』と最初は真剣に脳みそを回転させたものでした。
それはまさに,『おー兄ちゃん!今日の試合は勝ったか?勝つためには練習せんとな!応援してるで〜』と,野球の帰りに自転車に乗っている私に声を掛けてくれる,全く知り合いでもない大阪の気の良いおじさんを連想させました。
このように陽気な性格と人との距離が良い具合に近い,大阪人とブラジル人。
『人類みな友だち』精神はきっと共通するものがあると思います。
距離は遠くても世界は近い。そんな感覚にしてくれます。
そんな大阪気質たっぷりのブラジルで,これまでたくさんの出会いの中で学ばせてもらった『人との繋がりの大切さ』,生徒から学ばせてもらった『挑戦することの大切さ』,そして自分の座右の銘『置かれた場所で咲け』をモットーに活動に力を入れていきたいと思います。
今後もこのブログを通して,ブラジルの今,そして廣瀬の今をお伝えできればと思います。
これからどうぞよろしくお願いします!!
☆amigo(アミーゴ)はポルトガル語で【友だち】の意味
SHARE