2015/04/18 Sat
活動
チームドラゴン 初遠征③
何回かに分けてお届けしているこの記事。お伝えしたいことや写真が多いのですが、まずは結果をご報告したいと思います。
1日目、ブータンからは7名が参加。男子-40kg級と女子-48kg級で銅メダル。男子-50kg級で銀メダル。
2日目、残りの4名が参加。男子+60kg級(Open)で金メダル。(男子ベストプレイヤーも受賞)
30年以上前から一般市民にも(軍隊や警察ではそれよりも前から)柔道の普及が始まっており、たくさんの柔道チームがあるネパール。
かたや自分たちの所属しているチーム以外、柔道チームのないブータン。
試合経験の差は歴然としていて、緊張を解くことができずに数秒で負けてしまう生徒もいましたが、4名がメダルを手にすることができました。
国外の大会でブータンのチームがメダルを獲得することは稀なので、この結果はブータンの新聞でも取り上げられました。
Picture story(ブータン「KUENSEL」2015年4月4日付)(外部サイト)
こちらが試合会場の様子です。屋外(屋根付き)に畳を敷き、一方にゲスト席やオフィシャル(審判団や機械操作担当)を、もう一方に観客席を配置しています。
試合場が傾いている(屋外なので、排水のために勾配がついている)ことには唖然としましたが、ステージを設けて表彰式を行なったり、試合の合間に民族舞踊などのエンターテイメントを挟んだり、と大会運営という点でもとても勉強になりました。
ちなみに下の写真、真ん中手前にいる女の子が着ている服は、ブータンの女性が着る民族衣装とよく似ています。街ではサリーのような衣装を見かけることの方が多いのですが、こういった衣装(チベット系)もネパールにはあるようで、興味深かったです。
次回は、大会期間中の生徒たちの様子についてお伝えします。
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