2015/01/01 Thu
活動
【謹賀新年】走る・遊ぶ・祈る
日本の皆さま、あけましておめでとうございます。今年もブータン柔道の応援をよろしくお願いいたします。
さて、最近の子どもたちはと言うと、学校が12月の半ばより2か月の冬休み期間に入ったので、日曜日を除く毎日9時から13時まで練習に励んでいます。今回は、練習に取り入れている「ブータンならでは」のトレーニング方法を紹介したいと思います。
その方法はいたってシンプル。学校の裏山を頂上目がけて、ひたすら登ります。距離にすると約5kmに過ぎませんが、ここティンプーの標高は2300m(頂上は2670m)なので空気は薄く、少し登っただけですぐに息が切れてしまいます。さらに、急勾配の山道なので、スタミナだけではなく、足腰を鍛えることができます。
そして!写真からもわかるように、山を登り切ると、その頂上には黄金に輝く高さ51mの仏陀像が待っています。
ランニングや筋力づくりなど、根気を必要とする体力トレーニングをどうにか続けてほしい、と考えた末に思いついたこの方法。ブータンの地形と人々の信仰心の厚さを活かし、自然と戯れながら遊びの中で体をつくる。
冬は乾季のため、ほとんど毎日が快晴。澄み切った空の下、今日も子どもたちの元気な声が響きます。
SHARE