がんばれ!ブータン柔道KIDS (堀内隊員は帰国しました。)

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堀内 芳洋
神奈川県

タイプ/職種
青年海外協力隊
柔道
派遣国
アジア
ブータン ティンプー県ティンプー市
一言メッセージ
ブータンに日本の柔道を!数年前から海外の柔道に関心をもち、旅先で現地の人たちと柔道をしてきました。

 

南アジア競技大会

2016.02.06

活動

SOUTH ASIAN GAMES(南アジア競技大会)はインド、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン、スリランカ、モルディブ、ネパール、そしてブータンの8ヵ国が参加する南アジアの総合競技大会です。

2年おきに行なわれる予定だったようですが、前回の開催は2010年。他の国際大会との兼ね合いや、開催国オリンピック委員会の汚職による活動停止、開催場所を巡っての混乱などがあって延期を繰り返し、ようやく2016年2月に開催されることになった経緯があります。

ブータン柔道協会からは生徒4人(左1~4番目)とアシスタントコーチ(右から3番目)、事務局長(右から2番目)を派遣します。この日は大会への出発を前に、国王の弟でブータンオリンピック委員会の長でもあるHis Royal Highness Prince Jigyel Ugyen Wangchuck氏に拝謁しました。

(大会が開催されるインド北東部、グワハティ(アッサム州)とシロン(メガラヤ州)は、日本の外務省が提供している海外安全情報(危険情報)で「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に指定されている地域であり、残念ながら私の同行は叶いませんでした。)

この大会のために一ヵ月間みっちり鍛え、ボディビルダー風のポーズをとるちょっとおバカな生徒たちです。

オリンピック委員会から少し予算が出て、普段より充実したトレーニングができました。そして、一日一食だけでしたが、彼らに食事を提供することができ、栄養不足で痩せていた体も少し大きくなってきました。少し話は逸れますが、ブータンで昔から食べられているものや近隣国から入ってくるインスタント食品は栄養がかなり偏っています。健康的な食生活に関する国民の知識も乏しく、このことはアスリートを育てていく際の大きな障壁となっています。また、予防医療といった観点からもこの国の今後の大きな課題になると思います。

南アジア競技大会に初出場のブータン柔道チーム。もっと大きな国際大会で経験を積んでいる他国の代表選手との力の差は大きいと思います。試合のセコンドやそれまでの調整、体重や食事・生活の管理など気になることは山ほどあり、同行できないことがとてももどかしいのですが、何とか健闘してほしいと願っています。