2016/02/13 Sat
文化
王子の誕生
先日、2011年11月に国賓として来日され、日本で大きな話題を呼んだブータン国王と王妃の間に、第一子となる男の子が誕生しました。予定日が近づくにつれてブータンのお寺では国を挙げてのお祈りが行われ、国民も今か今かとそのニュースを待ち望んでいました。ちょうどブータン暦のお正月も重なり、街はお祝いムード。私の住む首都・ティンプーのゾン(県の行政機関と僧院を兼ねた建物)には、特別に巨大なトンドル(仏画の掛け軸)が掲げられ、人々が参拝に来ています。
ブータンでは家や学校、オフィス、レストラン、といたるところに王族の写真が掲げられているのですが、近いうちに街はきっと王子様の写真でいっぱいになるのではないかと思います。(国民の過剰な期待の表れなのか、Facebookでは偽物の赤ちゃんの写真が出回ったほどです)
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