2019/07/22 Mon
活動
堆肥づくり


カメルーンでの私の活動の一つとして、堆肥づくりを行っています。日本では堆肥が販売され、一般的に使用されていますが、ここカメルーンには堆肥はありません。化学肥料か、鶏糞を使用して栽培していますが、病害虫の被害が増えているとのことで、堆肥や有機肥料に興味を持つ人が増えているそうです。
写真は、堆肥の切り返し作業の様子。2週間に1回程度切り返して、熱を発散させたり水分の調整をしたりします。


堆肥の材料は、コーヒーの実の殻(コーヒー抽出後のコーヒーカスではなく、コーヒー豆を作る過程で出るコーヒー豆の殻)、細かく裁断した雑草、チトニア(カメルーンで肥料になるといわれている植物)、鶏糞です。コーヒーの実の殻は、特に何も加えなくても熱を発して発酵します。


栽培試験の様子。堆肥の作成には時間がかかるのですが、できた堆肥から少しずつ堆肥の効果を調べる試験もしています。写真は、無肥料、鶏糞、堆肥、発酵させる前の堆肥の効果を比べる試験。いろいろ模索しながら活動しています。
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