JICA海外協力隊の世界日記

Malo!~常夏の楽園サモア日記~

サモアってこんな国~自然編~

まずは青い空と海!!

「サモア島の歌」ってご存知ですか?僕はサモアに行くことになるまで知らなかったのですが、「青い青い空だよ 雲のない空だよ サモアの島常夏だよ」という歌詞で始まる歌です。

その歌詞の通り、サモアを象徴するのがどこまでも青い空と海。サモアは首都のあるウポル島と、私の任地のあるサバイイ島の二つの大きな島と、周りにある七つの小さな島で構成されています。そして海が綺麗なのは、サバイイ島!!特に別の隊員が活動している北部の方は、白い砂浜と透き通るように青い海。リゾート地として多くの旅行者(オーストラリやニュージーランドがほとんど)が来て、ビーチファレでのんびり過ごしています。場所によっては西の水平線に沈む夕日も見えます。

夜になると周りの明かりもほとんどなく、ビーチに寝転がると目の前は満天の星空!!天の川も綺麗に見えます。そして波の音を聞きながら眠りにつき、目覚める。

まぁ波の音以上にニワトリの鳴き声や、教会の鐘の音で目覚めることもありますが。

次はココナッツの木!


いわゆるヤシの木ですね。これはサモア中どこでも見れます。海外沿いはもちろん、山の中も。ココナッツの木で森みたいになってるところもあります。サモア人はココナッツをとても大切に使います。若い実の中身はココナッツジュースとして飲めます。暑い日に冷えたココナッツは最高に美味いです。ジュースを飲み終わった後、実を割って内側の白いところを食べたり、硬くなってたら削ります。それを絞ったらココナッツミルクの完成。これは様々な料理に使われます。タロイモにかけたり、野菜や魚を煮たり。熟した実の皮の繊維を剥いでたわしのようにしたり、ココナッツミルクを絞るのに使ったり。そしてココナッツの葉っぱを編んで、かごを作ったり、髪飾りを作ったり。

ほんとにココナッツは万能です。無駄になる部分がほとんどないんじゃないかっていうぐらいに活用されています。

ココナッツだけじゃなく、バナナ、ブレッドフルーツ、パパイヤの木も多いです。場所によっては、マンゴー、レモン、パイナップル。カカオも育ってます。植物は豊富にあり、美味しいフルーツは安く手に入ります。

最後に、これ何か分かりますか?

サモア人の主食、タロです。

これは、ホストファザーのプランテーションに行ったときに撮った写真です。多くのサモア人がプランテーションを持っていて、主にタロイモを育てています。我々日本人が毎日米を食べるように、サモア人は毎日タロを食べます。米ももちろんあります。けどタロ大好きです。

茹でたり、蒸し焼きにしたり。タロと一緒にほかのおかずを食べます。サモアの料理については、また今度紹介します!

ということで、今日はサモアの美しい自然の紹介でした。

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