JICA海外協力隊の世界日記

サッカー大国ブラジルでバドミントン!?

ブラジル日系社会のお正月

日本のお正月といえば、おせち料理・お雑煮・初売り・箱根駅伝・親戚挨拶…くらいでしょうか?

場所や人によって様々な風習があるかと思います。

ブラジルでも、出身都道府県や家庭によって日系文化にも大きな違いがあるようですが、今回は私が過ごした2018年のお正月をご紹介させていただきます。

カウントダウンから年越しを迎えてからは、"Feliz ano novo!" (Happy new year)と言いながら、ブラジル式挨拶のキスとハグをします。

この瞬間から、外では花火と爆竹の音がすごかったです。

1日の朝には、お雑煮を作って頂きました。

私がいつもお世話になっている日系3世の方のお家です。

レシピはGoogleで調べたと言っていました。

『正月にはお雑煮を食べる』という習慣はきちんと受け継がれ、詳細はネットを使って再現する…現代的かつ合理的なのかもしれません。

ちなみに、ブラジルではお正月に鶏肉を食べないそうです。

鶏は後ろ向きに歩くことから縁起が良くないからだとか。

場所が変われば、いろんな考え方がありますね。

お腹いっぱいに食べた後は、日本式の初詣をしました。

サンパウロには、南米神社という神社があります。

この写真は神社の内側から撮影したものですが、入り口の鳥居には大きな柵がしっかりとついており、

日本と違って治安が良くないサンパウロのならではかと思います。

無事に初詣を済ませ、今年1年の活動がうまくいくようにお祈りすることが出来ました☆

日本から遠く離れたブラジルでも、自然と日本のようなお正月を過ごせ何だかすっかり落ち着きました。

これも全て、かつて日本から移住した方々が苦労しながらこの地で整えていかれた恩恵ですね。

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