2018/01/30 Tue
文化
サンパウロの大晦日イベント
ブラジルは南半球に位置しているので、年末年始は”夏”にあたります。
日本的な師走のバタバタ感はありませんが、暖かな気候のせいで年末らしさも感じませんでした。
サンパウロの大晦日には、93年間も続いている有名なマラソン大会、São silvestreがあります。
31日の大晦日に、サンパウロ市街を15キロ走るこのマラソンはブラジル最古のマラソン大会です!
参加者は、一般市民の他、アフリカなどから招待選手も呼んでいます。
一般ランナーは事前エントリーした人が3万人で、実際に飛び入り参加する人の数も入れるともっと大人数だとか…。
写真の通りかなり混んでいて3万人の中盤でスタートした私は、人ごみに押されもはや走れませんでした(笑)
かなり大規模なレースなので、沿道にも応援してくれる人が大勢います。
なかでもブラジルらしいな、と思ったのはサッカーファンです。
"Vai Corinthians!! Vai Corinthians!!!!"(直訳:Let's go Corinthians)という声を何度も聞きました。
Corinthiansとは、サポーターが少々過激なことでも有名なサンパウロのサッカーチームです。
マラソン大会なのにサッカーチームの名で応援、そしてそれに応えるランナーたち。。。
サッカー大国にいるんだな、と再認識した瞬間でした。
長い15キロも、3万人と一緒に走れば思いのほか楽に走れ、無事にゴールすることが出来ました!
完走者は立派なメダルを貰えます。
ブラジルは、あらゆる箇所でメダルやトロフィーが立派な気がします。
これが次へのモチベーションへ繋がるのでしょう。
この大会はインターネットから申し込み、前日までにゼッケン等のランナーズキットを取りに行きます。
この辺は、日本のマラソン大会とも近いですね!
ブラジル国内に住所が無くても、外国人でも参加できますので、
年末年始サンパウロへお越しの際は是非エントリーしてみてください!
日本とはまた少し違った雰囲気の、楽しいマラソンですよ!
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