JICA海外協力隊の世界日記

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日本語?!ポルトガル語?!言葉は面白い、歴史も見えてくる!

日本語の中にはたくさんのポルトガル語があるのは知っていますか?学校で学ぶ日本史にも出てくる、ポルトガル人が種子島に漂着した影響でしょうか。パン、コップ、タバコ、ボタンが有名ですね。あと、オルガン、ビスケット、シャボン、カルタ、カッパなど。コロッケやキャラメル、そして、赤ちゃんが食べる「たまごボーロ」。ボーロというのは、ポルトガル語で「ケーキ」とか「団子、ボール(料理)」の意味があります。おんぶも、肩を意味する「オンブロ」からきているそうです。こうやって歴史を見ると面白いですね。自分たちとつながります。

さて、生活していると、「ん?日本人いる?」と思うことがしばしば。それは、日本語のように聞こえるポルトガル語があるからです。しかし、意味は違うので注意が必要です。言葉ではよくあることですよね。それをいくつか紹介したいと思います。数字ってなかなか慣れないです。小さい子供に数を数えさせる意味はあるんですよね、つくづく感じています、買い物に行った時に、「いくらですか?」と聞くと、「セン、レアル(ブラジルの通貨)」と言われます。「1000」かな?といつも思ってしまいます。実は、「100」なんですね。いつも、「センだけど、1000ではなく100!ん?」と思います。同じような言葉で、「ninguémニンゲン」というのがあります。これは、「誰も…ない」、という意味です。「ん?人間?いないのにニンゲン?」って。

 他には、「sem pai(センパイ)」はお父さんがいない、「bacana(バカナ)」はステキな、「corre(コーヒー)」は走れ、「come(コメ)」は食べろ、「senta aqui(センタッキー)」はここに座って、「na cama(ナカマ)」はベッドで、などたくさんの言葉があり、楽しいですね。注意すべき言葉もあります。ついつい日本人の友達に「待って~」と言ってはいけないと。ポルトガル語では、「mate」になって、「殺せ」という意味になるとか。いつもクラブの先輩たちが、日本語に似ている言葉をよく教えてくれます。ここでは、書けないこともいろいろあります。言葉って面白いですね。

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