JICA海外協力隊の世界日記

ゆったり、笑顔で、オブリガード!

ブラジルでローカルバス、どうやって乗る?

車社会のブラジルでは、車がないとローカルバスに乗るしかありません。では、どうやって乗るんでしょう?先日、タクシーの運転手さんにバスに乗っていることを話すと、「日本人が乗るのか?本当か?」と言われるくらい日本人はあまり乗りません。危険であるということもありますが、とにかく分かりにくいです。まず、①中心部を離れるとバス停は支柱1本だけのとこが多い、②路線図も時刻表もない、③どのバスが走っているかが分かる表示はバス停にない等です。なかなか至難の業ですね。しかも、バス停があっても勝手には止まってくれない!!そう、つまり、止めないといけません。もちろん、自分で。

では、イメージして下さい。向こうからバスが来ました。正面上にある表示をまず、必死に見て、自分の乗るバスを確認します。番号や行き先が出ています。目が悪いと、そこでまず乗れません。次に、バスが来たら、人差し指を立てて(1の指ですね)横に出します。それで、止まります。で、乗ると、真ん中付近に車掌さんがいて、そこで料金を払います。そして今度は、降りる時が大変です。アナウンスはないので、自分で外を見ながら、降りる場所が来たら、ボタンを押します。もちろん押さなければ、止まりません。どうですか?私は、この間、日本に一時帰国した際に、おもわず指を出して、引っ込めました。

こんなのこともあります。バス停を少し出たバスを止めて乗る人、反対に運転手さんが降ろし損ねて、バス停じゃないところで降ろすとか。いろいろ難しいバスですが、なんとか乗りこなしています。実は、それは誰でもできるんですね。なぜかというと、「スマホのアプリ、グーグルマップ」があるからです。これで、ほぼ行き方が出てきます。これは素晴らしいですね。出発地から目的地まで。それを見ながら、バスに乗れば、ほぼ間違えることがありません。これを利用して、いろいろなところへ行っています。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ