JICA海外協力隊の世界日記

イッペーの花咲く頃

カランゲージョ Caranguejo

今朝、近所のフェイラ(青空市場)へ行ったら、魚屋さんの日除けから吊られている黒い動く物体を発見!ブラジルはお肉大国ですが実はカニも食べるんです。沿岸の町では割とポピュラーな食材として生きた状態で購入できます。

この蟹は「カランゲージョ」という名の泥カニ。拡げた 形で全長20~30センチでマングローブ林で獲れ、茹でると赤くなります。

以前に海辺のレストランで初めて食べた時は、お鍋で調理され蟹の上にはタマネギとトマトの蒸し焼きのようなものがかかり、香草で臭みを除いているようでした。驚くべきはその食べ方。なんと、一人に一個、木づちとミニまな板が用意され、やや勇気がいりますが、ゴンゴンと力強く叩き割ります。すると、意外と軽く砕けるんです。熱々のガランゲージョを周囲のみんなが木づちで真剣に殻を割り身を食べる・・・叩く音だけが賑やかに鳴り響きます。どこの国も蟹を食べる時に無口なるのは同じようですね。

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