JICA海外協力隊の世界日記

イッペーの花咲く頃

ダリア栽培専門家

日本からダリア栽培のスペシャリストが技術指導のボランティアとして来伯されました。ホームは1998年に山形県川西町ダリヤ園と「姉妹ダリヤ園」を結び、以降も山形県出身の移民1世の方を中心に交流を歩み、南米最大のダリア園へと発展、毎年3月に開催する「ダリア祭り」に合わせて、園内6つのエリアに川西町から贈られた品種を含む80種3500株5万本のダリアが咲き誇ります。

30年の栽培キャリアをお持ちの五十嵐正孝さん(77歳)は、2ヶ月間の技術指導を行うに当たって「日本のダリアのイメージを移行するのではなく、ブラジルのイメージに合うダリア園を模索し支援したい」と意気込み、指導内容は多岐に渡り、土地の手入れに始まり、植え付け、発芽後の管理、仕立て方、肥料、病害虫、花後(球根)の管理、ダリア園のデザイン などなど・・・伝えたいことは山ほどあるようです。気さくなお人柄で言葉の壁や生活習慣なども楽々跳ね除け、ブラジルの大地に向き合いパワフルに活動されています。

3月4日・11日にはホーム主催の大イベント!ダリア祭りが開催されます。今年は稀にない良好な天候に恵まれ、五十嵐さんの指導の甲斐もあり、最高に美しいダリアに成長し、見応えのあるダリア庭園散策をお楽しめいただけます。山形県川西町のボランティア派遣支援に感謝し、五十嵐さんと共に間もなく始まるダリアの祭典の成功を心から願っています。

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