JICA海外協力隊の世界日記

アマゾンに暮らす

ジャングルの中の動物達

パスタサ県が誇る広大なアマゾンのジャングルには、様々な野生動物が生息しています。手元の資料によると、パスタサ県に生息する両生類は約70種、爬虫類は35種、鳥類は800種(但し、パスタサに隣接する県も含む)にも上るそうです。哺乳類や昆虫類も数多く生息しており、アマゾンのジャングルへ一度足を延ばせば、日本では見ることの出来ない、珍しい生き物を目にすることができるでしょう。

個人的なお気に入りは、日本の動物園でもおなじみかもしれません、カピバラです。上(2番目)の写真がそうですが、活動でジャングル内部に入った時に、野生のカピバラと遭遇しました。辺りを気にしながら、川辺で水を飲む姿が愛くるしく、忘れられない瞬間です。

最近気になっているのは、アライグマ科に属するナスア・ナスアです。残念ながら、まだ野生のナスア・ナスアにはお目にかかっていません。一番上の写真は、パスタサ県内の先住民族の人々がペットにしていたナスア・ナスアです。先住民族のコミュニティでは、アマゾンに住む様々な動物をペットとして飼うということがよくあるそうです。また、ジャングルでは、上の写真(三番目)にあるような、大人の握り拳くらいの大きさのクモに遭遇することも可能です。色々な動物に会いに、早くまたジャングルに行きたいなあ、と思う今日この頃です。

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