JICA海外協力隊の世界日記

伊藤のラオス奮闘記

魅力発見!

サバイディー(こんにちは)!

初めまして。ラオスのウドムサイ県で活動中の伊藤愛奈(いとう あいな)です。活動を始めて丁度1年が経ち、ラオスの生活にも慣れてきたところで、残りの1年間この世界日記でラオスのことを沢山ご紹介できればと思っています。よろしくお願いします。

<配属先>

ウドムサイ県産業商業局の製品販売促進課の中にある特産品展示販売センター(以後PMC: Productivity and Marketing Center)のスタッフの一員として同僚と共に活動しています。※写真1枚目:PMCセンター内部                                     センター内には、ウドムサイ県内の生産者さんが作った様々な特産品がずらりと並び、ウドムサイの小さな観光地の一つとして、PMCは地球の歩き方や、外国のガイドブックにも掲載されています。多くはありませんが、各国からPMCセンターを訪れにきてくれる観光客(主にバックパッカー)がいます。 

<要請内容>

  1. ①ウドムサイ県の特産品(主に手工芸品)販売に対する顧客獲得と販路拡大への支援。
  2. ②生産者グループの村落を巡回して、新たな製品開発や既存製品の品質向上に対する支援。
  3. ③配属先スタッフに対する特産品展示販売センターの運営管理に関する支援。

私が今、コミュニティ開発隊員として携わっているものは、ラオス地方の『特産品』達!                          

ウドムサイ県の主力特産品は…

  • …葛(くず)製品 ※写真2枚目
  • …科(しな)製品
  • …コットン製品 
  • …その他 竹箒、はちみつ、セサミオイル、川海苔など様々。

村で暮らす生産者さん達が、伝統技術を受け継ぎながら、今もなお一つ一つ全て手作りで特産品を作っています。

私の前職は旅行会社や不動産会社の営業…今までの人生においても特に関わることのなかったものばかり!初めの1年は製品について勉強の1年でもあったように思います。知れば知るほど奥が深く、まだまだ知らないことも沢山ありますが、ただどの製品も実際に村の生産者さんたちが一つ一つ手間暇かけて作る姿を目にすると、1つ1つがとても価値の高~い素敵な商品達であることに気づかされる日々です。  

 

また最近改めて実感したのは、『良い製品』は、良い製品があるだけでは売れない。 『良い製品』 + 『売る人』 が合わさって、初めてお客さんに手にとってもらい、その良さを伝えることが出来るのやなぁと。特に開発途上にあるラオスでは、特にそうえ感じざるを得ません。村の生産者さんは外のお客様のことをなかなか知ることが出来ない環境下にあるためです。 『売る』行為って簡単で単純で誰でも出来るように見えるけど、実はかなりのキーポイントで、奥深い面白いものやなぁと感じる機会が多々あり、自身の活動を通して、自分の前職の仕事に対しても改めて意義を見出せた気がします(笑)。ここへきて、物事の一つ一つを考える機会も多く、その気づきを配属先にも伝えられるといいなぁと思った今日この頃。

初回から、なんやら熱めの内容をお届けしてしまいましたが(まとまりもない)…協力隊ならではの活動の良さなど、またお伝えしていきますね!どうぞよろしくお願いいたします。

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