2018/01/06 Sat
生活
自己紹介とフリホレス
私は卓球シニアボランティアとしてメキシコに派遣されています伊藤有信です。青森県のニンニクと牛肉で有名な田子町出身で、魚介類や縄文土器で有名な八戸市に居を構えています。メキシコと言えば、人口は日本と同じくらいの1億2、3千万人ですが、面積は日本の約5倍です。メキシコは、広大でタコス、サボテン、マリアッチなどの有名ですが、少しずつ感じたことや気づいたことを紹介していきますので、よろしくお願いします。私は海が苦手ですが、カリブの海に初めて入った時の嬉しさと怖さの入り混じった表情の写真です。
メキシコや中米の食文化で有名な「フリホレス」を紹介します。これはインゲン豆等で作り、トルティヤとともによく食します。今回、お伝えしたいのが、これが塩味だということです。日本であれば、年末年始によく黒豆や小豆を多めの砂糖と少々の塩などで、甘いお汁粉等を作ります。でも、「フリホレス」は砂糖を使わず、主に塩と油を使います。家庭によっては玉ねぎなども使う家庭もあるようです。そういうこともあってか、メキシコの人たちは砂糖を使った餡子が苦手で、羊羹やお汁粉やぜんざいなど、餡子を使ったお菓子を苦手にしています。私も最初はフリホレスもトルティヤも苦手でしたが、今は普通に食べています。どこの国の人でも固定観念の払拭はなかなか難しいものですが、文化や習慣などもいい意味で「慣れること」の大切さを実感しています。「郷に入っては郷に従え」ですね。海外だけでなく国内でもそう言うことがありませんか。
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