JICA海外協力隊の世界日記

伊藤 有信のメキシコ滞在日記

南国のフルーツを食べて暑い夏を乗り切ろう!

前回の予告に従って、今回はGで始まる果物Guanabana(グアナバナ)の紹介です。Guayaba(グアヤバ)も健康と美容にいい果物ですが、全く違います。この果物は私の住んでいる標高2,600メートルのところでは、育たない果物なので近所の八百屋さんでは見かけませんが、ティアンギスと言う市日で、 一個300円くらいで購入したものです。お店の人によると暑いカンクンなども有名だけれども、これはチアパス州やベラクルス州で収穫したものらしいです。

姿かたちから一見すると、「これって本当に食べられるのとか、食べ物なのかって」思ってしまいます。ところが、これが結構美味しいんです。味は熟したクリーミーな洋ナシのようで、中には大きな種が入っています。私の記憶をたどると、おぼろげながら小学生時代に食べた北米原産のポポーと言う果物にも似てるような気がします。周りの人たちによると食物繊維やビタミンが多く、健康や美容にいいと話してました。関心のある方は是非メキシコに来訪して、食してみてください。きっと、周りのステキな女性のように美しくなると思います。

私は3校の大学で卓球を指導していますが、各大学のカフェテリアで昼食をとっています。それぞれにメニューなどに特色がありますが、どこもランチは40㌷、日本円で240円くらいです。写真はポソレロホと言うメキシコ料理です。先日、ランチメニューで食べたので、紹介します。この料理はアステカ文明の時代から食べられていた伝統的且つ特別な料理で、もちもちした触感のトウモロコシや野菜のたくさん入った鶏肉か豚肉を使ったスープのことです。種類は白、緑、赤の3種類あるようです。私は辛くて赤いロホが大好きです。日本の皆さん、メキシコに来訪した際にはメキシコ人に愛され、食べ続けられている美味しい郷土料理を是非食べてください。

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