2018/06/24 Sun
生活
果物シリーズ第二弾 、JICAMA 「ヒカマ」 は果物それとも野菜?
日本の皆さん、梅雨時期をどうお過ごしですか。きっと田んぼには蛙がなき、稲がぐんぐん成長しているのではないでしょうか。私の住んでいるホコティトランでは、雨季になり、雷鳴がとどろき、主食のトウモロコシがぐんぐん成長しています。8月になれば、昆虫少年だった私の好きな蝉がトウモロコシ畑に出現するらしいので、蝉捕りが楽しみです。
さて、今回は、果物紹介シリーズの第二弾 jícama「ヒカマ」を紹介します。この植物はメキシコが原産らしいのですが、写真を見てお分かりのように、どう見ても野菜なのですが、メキシコの人たちは何故か野菜ではなく果物と言います。不思議です。
サイズ的には500グラムくらいのものが多いようです。形は玉ねぎかカブのようですが、表面はジャガイモに似ています。表皮は固く、剥くと果肉は白く、味は和梨のようで少し甘い感じですが、食感はシャキシャキしています。年中、八百屋さんでとても安く購入できます。メキシコの人たちは「ヒカマ」の表皮をむき、それをスティック状に切って、お塩、定番のレモン、そしてスパイスパウダーのTajín 「タヒン」や辛いサルサソースなどをふりかけて食べます。お塩やタヒンなどの辛さが甘さを引き立てます。
今回は、メキシコでは手に入らない大根の代わりにヒカマを使って、「ひっつみ」入りの具だくさんの味噌汁にしてみました。周りのメキシコの人たちにおすそ分けしたところ、味噌味にもかかわらず、Rico「リコ」、美味しいと言ってくれました。お世辞かもしれませんがー。ところで、「ひっつみ」って知っていますか。(笑) おそらく、青森県南部と岩手県北部の郷土料理だと思います。今回は果物だったのかわかりませんが、次回は果物シリーズ第三弾です。ご期待ください。候補は二つあります。GかMで始まります。予想してみてください。それでは日本の皆さん、暑い初夏を美味しい果物を食べ乗り切りましょう!
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