JICA海外協力隊の世界日記

伊藤 有信のメキシコ滞在日記

ビックリ!こんな果物を食べたことがありますか?

先日、私の住んでいるホコティトランでは、チアンギス(市場)が立ち、お得意先の果物屋さんに行ってきました。そこで、勧められたのが、なんとこの写真にある果物です。英語ではジャックフルーツ(jack fruit)と呼ばれているようです。スペイン語では、最初聞き取れず何度か聞いて、ジャカ(jaca)だとわかりました。店先での大きさと、試食に渡された不思議な味に驚かされ、ついつい購入してきました。後々、調べたところ、パラミツ(波羅蜜)というクワ科パンノキ属の常緑高木だと判明しました。

このパラミツですが、先ず驚くのが切り口から粘々の白い果実液が出ます。これが卓球のラバーを貼るときに使う接着剤と似ています。もしかすると代わりに使えるんじゃないの思えるくらい粘々です。また、独特のとても甘い香りがし、食べるのは大きめの種を包んでいる周りの果肉です。皆さんが一番気になっている味ですが、何とも言えないようなやさしい甘さと触感なんです。もちろん、健康にもいいようです。帰り際、お店の方に二つアドバイスをいただきました。一つは、食べ過ぎには注意。二つ目は種を湯がいてもおいしいということです。日本の皆さん、メキシコでぜひパラミツを食べてみませんか。

今回は、もう一つ紹介します。それはピタヤ(Pitaya)、英語では龍の鱗に似ているところからドラゴンフルーツと呼ばれています。最近では、日本でも食べられるようになっているようですが、メキシコではレッド、ホワイト、ピンク、イエロー、ゴールデンと5色あり、ゴレンジャーのようです。古くてすみません。果肉はゼリー状でキウイと同じゴマ粒種があり、プチプチした触感とさっぱりと甘みが特徴です。またこの果物のすごいところがカリウム、葉酸、ビタミンなどアサイを超える栄養素がたくさん含まれており、健康や美容にも最適だということです。皆さん、美味しい果物が日本の皆さんをメキシコで待っています。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ