2023/12/24 Sun
活動
作品展示 by MEGI
こんにちは、めぎです。
今回は、活動先での取組みをご紹介します。
私の活動先に来たストリートチルドレンは、午前中アクティビティに参加して過ごします。アクティビティとは、フランス語を学んだり、絵を描いたり、健康・安全に生きていくために必要な知識を学んだり…とさまざまです。
私は同僚とともに、このアクティビティの提供を担当しています。
私の同僚は、ボディマッピングというアクティビティをしています。
ボディマッピングとは、創作を通して子どもの自尊心を高めたり、自身が直面する問題に対する意識を高めるなどの目的で行なわれる芸術活動です。
子ども達に「自分を動物に例えると何？」「自分の一番良い思い出はどんなもの？」などと彼らの内面を引き出す問いかけを行ない、紙に自由に表現してもらいます。
完成後は、子どもに作品について口頭で説明してもらいます。
子ども達のほとんどは現地語を使うので、正直私は深く理解することはできません。しかし作品から彼らが大事にしているもの（家族、きょうだい、家、思い出など）がぼんやりと伝わってくるので感銘を受けます。子ども達の内面は、本当に純粋で綺麗です。子どものためのアクティビティですが、私にとっても心を揺さぶられる貴重な経験になっています。
いつも教室内で創作・発表して終了していますが、なんだかもったいない気がしていました。
次第に「こういった作品が来訪者の目に留まれば、より多くの人が子ども達への理解を深められるのではないか」と考え、敷地内での展示を企画してみました。
作品を一つ一つラミネート化して、木材板に画鋲で留めて、オフィス入口付近に展示を開始しました。
私の活動先はカトリック系の人道支援団体です。
各国のジブチ駐在軍、カトリック系の団体、UNICEF、IOM、ジブチの関係機関など、来訪者はさまざまです。
来訪された誰かが「子ども達はどんなことを思っているのか」を知る・考えるきっかけになると嬉しいなと思っています。
今後も継続していけるようにぼちぼち頑張ります。
それでは。
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