JICA海外協力隊の世界日記

DjimaとDmegiのJournal Djibouti

雨の日 By MEGI

めぎです。

今回は、雨が降った時のジブチ市内の様子をご紹介します。

ジブチの気候は、熱帯乾燥気候帯なので年間通してほとんど雨は降りません。

そのため、時折まとまった雨が降ると甚大な被害が出ることがあります。

先日、台風のような強風と雨が2時間ほど続きました。

それにより、家屋の浸水が発生したり、道路のいたるところが冠水したり。

写真は雨が降った翌日の道路です。

隊員は安全第一なので、外に出ると危険が伴う場合は自宅で待機が賢明です。

雨が降った当日は活動を休みましたが、

翌日は大事な予定があったので活動先に行きました。

もちろん最新の注意を払って。

街中のタクシーやバスは、水溜まりを避けながら徐行で運行していました。

活動先に行ってみると…

入口前の道路が深さ10~20㎝程の冠水。

それでも入口前には子ども達が20人程集まっていて、

「こっちおいでよ~」と手招きしてきます。

しかし歩ける場所がありません。

結果的に子どもや職員に背負ってもらいなんとか敷地入口までたどり着きました。

敷地内はこんな感じ。

水深はもっと深く、場所によっては30㎝以上ありました。

濁った水で足元が見えず怪我をする可能性が高いことや、

下水も混じっている水に接触することによる感染症のリスクも考慮し、

私は敷地内の移動も人に頼りっぱなし(おんぶ)でした。

さすがにこの日は朝食の提供を終えると全員勤務終了でした。

夕方、仏軍の消防車が来て敷地内の排水作業が行われました。

2時間かかり、やっと歩ける状態に。

雨の日⑤.JPG

普段雨が降らない地域とは言いつつも、

もしもの時のために長靴なども揃えておかないとなあ

と学んだ出来事でした。

それでは。

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