JICA海外協力隊の世界日記

Sasa!ケニア・ティカ通信

Sasa!ケニアより、みなさんはじめまして!

はじめまして!
2019年度3次隊として、ケニアに派遣されている加賀瀬 悠と申します。

Covid-19の影響で約1年遅れて、2021年3月にケニアに来ました。
JICA海外協力隊員として、約半年間活動しています。

この10月から「JICA海外協力隊の世界日記」の執筆をしていきます。
どうぞよろしくお願いします!

日記のタイトルである「Sasa(ササ)」とは、ケニアの公用語であるスワヒリ語で「今」という意味があります。
そして、「Sasa(ササ)!」はあいさつの言葉でもあります。
ケニアには、スワヒリ語から派生した「Sheng(シェン)」という独自の話しことばがあり、「Sasa!」はその一つなんです。

もしケニアに来る機会があれば、ケニア人に「Sasa(ササ)!」とあいさつしてみてください。
きっと、ちょっと驚いた顔で「Poa(ポア)!」とか「Fiti(フィティ)!」という返事を返してくれるはずです。

他にも、「Jambo(ジャンボ)!」「Mambo(マンボ)!」など、ケニアにはたくさんのあいさつの言葉があります。

みなさんは、ケニアやアフリカについてどんなイメージを持っているでしょうか?

多くの人は、
・木々がまばらにはえ、草原の広がるサバンナ
・ライオンやゾウ、キリンなどの動物たち
・強い日差し、高気温の気候
などをイメージするのではないでしょうか。

ケニアに飛行機で来る場合、首都ナイロビにある「ジョモ・ケニヤッタ国際空港」から入国することになります。
この空港の特徴は、すぐ近くに「ナイロビ国立公園」があること。
空港から市街地へと向かう幹線道路から、国立公園を見ることができます。
みなさんが想像するサバンナの光景が広がっています。

私が最初に目撃した動物は、アフリカスイギュウ(バッファロー)でした。
今年は丑年ということで、縁起がいいですね。

一方で、ケニアの首都ナイロビは大都市です。
空港から街中へ向かう道路は、多くの自動車(ほとんどが日本車です)でごった返しています。

街中にはたくさんのビルや高層アパート、ショッピングモールなどが立ち並んでいます。
人口は約440万人(2019年)ですから、日本の横浜市(約380万人・2021年)よりも多くの人が住んでいるんです。
ライオンやキリン、サイなどが住む国立公園と隣り合わせの大都市。何とも不思議な感じがしませんか?

そして、ナイロビは標高約1,700mくらいの場所にあるので、赤道近くとは思えないほど涼しいです。特に朝晩は冷えることがあります。
私たちがケニアに来た3月は、ケニアの大雨季の時期にあたり、夜に雨が降って冷え込むことが多かったですね。

私にとって初めてのアフリカ。実際に来て、体験してみるまで知らなかったことばかりです。
これを読んでいる人でも、アフリカに来たことがある人は少ないのではないかと思います。
このブログを通じて、「今」のアフリカの姿を知ってもらえればと思っています。どうぞよろしくお願いします。

次回は、私の任地・ティカや、配属先について紹介します!

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