JICA海外協力隊の世界日記

KAI DIAK!~どっちから読んでも甲斐元気~

活動計画の打ち合わせ

bondia!diak ka lae?

日本は冬が近づいてきているようですね。体調管理や衣替え、いかがでしょうか。

こちら、東ティモールはまだまだ暑く30℃を超える日々が続いていますが、少しずつ雨期の気配を感じられるようになりました。

さて、今回は「活動計画」について投稿します。

長期派遣のJICA海外協力隊員は、派遣から6ヶ月で活動計画表を作成します。

活動計画表とは(以下、隊員向け資料より抜粋)

==================================================

「活動計画表は隊員が現地の状況をある程度把握した上で活動目標とスケジュールを明確にし、活動を計画的に進めることができるように作成するものです。

(略)

活動計画表の作成は、隊員活動のスタートラインであり、活動を効率的に行うため、配属機関が望むことと隊員の実施したいこと、できることを調整する大切なプロセスです。」

=================================================

先日、JICA東ティモール事務所のスタッフが私の配属先を訪れ、カウンターパート(以下、CP)と私を含めた三者で、私の活動計画についての合意形成(確認会議)を行いました。

配属先には「みんな仕事とかあるだろうからCPだけいてくれたらいいよ」と伝えていたのですが、当日は副代表を含む4名のスタッフが出席してくれました。

まず私から活動計画について、活動言語であるテトゥン語で説明。

・2年間でやりたいこと/出来そうなこと

・選手やスタッフのためになること

・配属先の目標に沿っているか

・私の帰国後も継続できるか

・日本での経験の押し付けにならないか  (東ティモールの文化を尊重できているか)

などを踏まえ、事前にCPに相談して作成したもの。

前日にイメトレはしていたのですが、実際の場になると何度も自分の語彙力不足を痛感。

「うまく伝わっているかな…言いたいこと分かってもらえてるかな…」と心配になりましたが、CPや副代表は私の説明に真摯に耳を傾けてくれて、何度も助け舟を出してくれました。

途中で配属先代表(月に1回程度しか会えない…)が忙しい仕事の合間を縫って顔を出してくれたのも嬉しかったな。

JICA東ティモール事務所のナショナルスタッフも「テトゥン語上手になったね!」と言ってくれて一安心。

練習が突然休みになったり練習時間短縮になったり(職場に着いてから言われる)、何を言ってるのか何を考えてるのか分からないこともあるし、日本との違いから戸惑うことも沢山あるけど、なんだかんだでこの配属先でよかったな〜と改めて感じることができました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからは裏話。

活動計画についてCPとの事前打ち合わせでのこと。

私「活動計画をまとめた資料をメールしたから見ておいて欲しい、明日の練習後に少し話せる?」

CP「OK」

~翌日の練習後~

私「活動計画見てくれた?」

CP「いいんじゃない、あんな感じで。基本的に一任するよ。」

あっさり~(笑)

語彙力不足のせいで分かりにくい・伝えきれていないところがあったかな。

でも日々の活動も基本的に自由にやらせてもらっているし(信頼されている?!)。

私「ほんとに特に意見は無いの?」 ※少し強調して尋ねてみる

CP「ん~、この計画以外にもやってくれるでしょ?」 ※あっさり

表情からは「計画書は項目が足りない(書ききれない)よ!」と言わんばかりの雰囲気がヒシヒシと伝わってきました(笑)

残り1年6ヶ月。

活動計画を踏まえ、必要に応じて修正しつつ、活動計画以外にもやれることをやれる限りやっていこうと思います!!

最後までご覧いただきありがとうございました。
ate tempu seluk!(テトゥン語で「アテテンプセルク!/またね!」)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ