JICA海外協力隊の世界日記

ジャマイカではたらく鳥取県職員

ジャマイカの鳥取みたいなところで

Wah Gwaan?

カリブ海に浮かぶ島国ジャマイカ。その最西端にあるウェストモアランド県(Westmoreland Muniicipal Corporation)という地方自治体で、行政サービスの職種で活動しています。冒頭の「Wah Gwaan?」は、パトワという現地語のあいさつで「やぁ元気?」くらいの意味合い。なお、公用語は英語です。

任地は、首都キングストンからは車で約4時間の距離にあるウェストモアランド県の県庁所在地サバンナ・ラ・マール(Savanna-la-Mar)、略してサブラマ。上の写真はサブラマのメインストリートで、左手の青い屋根の建物が配属先の県庁舎です。

街の道端にはヤギの群れが歩いていて、郊外には広大なサトウキビ畑が広がり、知人に会えばあいさつを交わす。そんな豊かでのどかな光景は、どこか地元に通じるものがあるような気がして、「任地はどんなところ?」とたずねられたら「ジャマイカの鳥取みたいなところだよ。」と答えるようにしています。

Negril

活動のことは追々ご紹介させていただくとして、初回なのでまずはジャマイカの魅力から。一番にオススメしたい観光スポットは、ウェストモアランド県にある世界的なリゾートエリア、ネグリル(Negril)です。ターコイズブルーの透きとおった海と「セブン・マイル・ビーチ」の名前のとおり10km以上に渡る真っ白な砂浜は、いつ見ても心洗われる美しさ。カリブ海に沈む夕日もまた感動的です。

ありがたいのは、このネグリルに車で(正確には、安全上車が運転できないため乗合タクシーで)約30分で行けること。毎週とまでは言いませんが、ひと月に1回くらいは遊びに行っている気がします。

Jerk Chicken

活動の原動力は食。ジャマイカ料理の定番と言えばジャーク・チキン(Jerk Chicken)。スパイスとペッパーの効いた調味料で漬け込んだチキンを炭火でグリルした料理で、屋台で売られているドラム缶を半分に切った特製オーブンで調理されたジャーク・チキンは格別です。そしてランチの定番はフライドチキン、とここでもチキン。ジャマイカに来てからどれだけチキンを食べたことだろう。

この世界日記では、行政サービスの活動を中心にジャマイカの文化や暮らしなど、隔週ペースを目標にお届けできればと思います。どうぞよろしくお願いします。

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