2021/01/16 Sat
活動
鳥取からジャマイカへ陸上ハードルを寄贈


「世界の笑顔のために」プログラム
JICA事業の「世界の笑顔のために」プログラムをご存じでしょうか?このプログラムは、開発途上国で必要とされている、スポーツ、文化、教育、福祉などの関連物品のご提供者を、日本国内で募集し、JICAがJICA海外協力隊や在外事務所を通じ、世界各地へ届ける取組みです。
このプログラムを通じて、鳥取陸上競技協会からジャマイカ陸上競技連盟(Jamaica Athletics Administrative Association, JAAA)に、陸上ハードルが寄贈されました。
【参考】“Smile for All in the World” あなたのやさしさを世界へ 「世界の笑顔のために」プログラム


鳥取陸上競技協会とジャマイカ陸上競技連盟の友好
陸上ハードル寄贈は、2016年に締結された両組織の友好団体提携に基づき、ジャマイカ陸上競技の裾野拡大を目的とした取組みで、今回で3回目の寄贈となりました。
今回寄贈された陸上ハードルは、9台×3セットの中古ハードル計27台。上記の写真および下記の動画は、昨年10月に鳥取で行われた出発式の様子です。
【参考】「世界の笑顔のために」ハードル贈呈式について(2017年の寄贈)


ジャマイカにおける陸上競技の裾野拡大
冒頭及び上記の写真は、昨年12月にジャマイカで執り行われた陸上ハードルの引渡し式の様子です。式典には、ジャマイカ陸連のゲイル会長だけでなく、在ジャマイカ日本国大使館から藤原大使、ジャマイカ国文化・ジェンダー・娯楽・スポーツ省からグランジ大臣にご臨席賜りました。また、JICAジャマイカ支所の高野支所長には、鳥取陸協の浜崎会長のメッセージを代読いただきました。
寄贈されたハードルは、ジャマイカ陸連が選定したジャマイカ国内の高校や小学校の計7校に配分されることとなっています。近い将来、このハードルで練習を積んだジャマイカ選手達が、世界の大舞台で活躍することが期待されます。
私は現地に赴くことは叶いませんでしたが、関係者の皆さまのおかげで、コロナ禍においても、鳥取からジャマイカへ寄贈を通じた国際協力が実現され、ジャマイカとの交流を深めることができました。
以下、地元メディアにも取材いただきましたのでご紹介します。
【参考】「東京五輪を前に、日本からジャマイカへ寄贈」(ジャマイカ国内メディア「Observer」掲載記事)
【参考】「鳥取陸上競技協会が7校にハードルを寄贈」(ジャマイカ国内メディア「Gleaner」掲載記事)
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