2020/02/17 Mon
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#オメアルカ市について
世界日記愛読者の皆様こんにちは!
今日は私の住んでいるオメアルカ市について書きたいと思います!!
上の写真がオメアルカ市の中心部の写真です。オメアルカ市は空港があるベラクルス市から南西100kmにある2万人程度の小さな市です。
オメアルカ市の主な産業はサトウキビです。市の半分以上の面積を示す程、辺り一面がサトウキビです。
他、名産品としては蜂蜜があります。無添加の100%ナチュラルな蜂蜜はパンに塗るととても美味しいですし、喉が痛いときに舐めるとすぐに治ります。
オメアルカの人々は風邪を引くといつも、蜂蜜を舐めるかテキーラを飲めと言います。(笑)
私の友人が言うには強いアルコールが菌を殺すそうです。(笑) (*絶対嘘です)
こちらの写真がサトウキビ畑です。サトウキビは成長すると一度、畑全体を燃やし尽くします。(無駄な雑草除去や工場で加工しやすくする為だそうです。)燃やし尽くした後、サトウキビ自体は残るのでそれを人の力で全て刈っていきます。何時間も炎天下で刈り続けて日給150ペソ(約1000円弱)。初めて聞いたときは、日本との差に驚きました。物価が安いとはいえ、いくらなんでも安すぎる…。でもオメアルカ市には日本のようにいろいろな仕事があるわけではありません。繫忙期は子どもを小学校に行かせるのをやめさせる家庭もあります。悲しいですがこれが現実です…。
話題が少し暗くなってしまったので、ここで話題を変えます!すみません。
オメアルカ市の人々は優しく陽気で踊りが大好きで家族思いな人が多いです。私は市役所で活動をしているのですが、今は市長をはじめ、市の職員みんな友人です。更にオメアルカ市内のコミュニティや小学校へ、野球の巡回指導を行なっているので各コミュ二ティにも友人が沢山できました。最近は知らない子どもまで、「Tatsuki!Tatsuki !」と名前を呼んでくれます。
時にはスペイン語圏あるあるだと思うのですが、初めて私を見る人はみんな基本Chinoって呼びます。そう、、中国人です(笑)
最近はもう慣れましたが最初の頃はそれが嫌で「Soy japonés ハポネース!俺は日本人だ!!」と言い返していました。顔が一緒だしみんな同じだろってよく言われます。新型コロナウイルスが巷の話題となっている最近は、コロナ・コロナって言われています(冗談がひどすぎる)。(笑)
オメアルカ市の山側にはLengua Nahuatlという言語を話す先住民がいます。オメアルカ市ではその先住民の方々を尊重するイベントを多く行っています。このような感じです↓
凄く田舎で大きなお店やカフェもないですが、とても楽しく生活しています。
私はオメアルカ市、オメアルカの人々がとても大好きです。もうあと9ヶ月で任期を終えるのですが別れの際はきっと号泣です。号泣どころでは済まないと思います(笑)
ということで今回はオメアルカ市についてでした!!
ご閲覧頂きありがとうございました!!
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