JICA海外協力隊の世界日記

ここはアフリカ、モザンビーク

#12 モザンビークで刺身

いつの間にか、モザンビークに来て1年が過ぎました。任地での生活で不便に感じることはあまりないのですが、日本食が恋しいです。

任地で生活して10ヵ月が経った頃に、任地で新鮮な魚が売っている魚市場の存在を知りました。任地のこと、まだまだ知らないことが多いなと痛感しました。

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モザンビークでは、魚を生で食べる習慣がないので、刺身用に切ってもらえません。生魚を食べると言ったら気持ち悪く思われます。どうしても刺身が食べたくて、人生で初めて魚の三枚おろしに挑戦しました。

ごくたまに日本食に興味を持っている人もいます。寿司という言葉を知っている人は、刺身を食べてみたいと言うことがあります。私の同僚の一人(モザンパパ)は過去に一緒に働いた協力隊の方に刺身を食べさせてもらったことがあるらしく、刺身が好きだといいます。彼の結婚記念日に刺身をご馳走しました。

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彼の家族は初めて生魚を食べるので、初めは怖がっていましたが気に入ってくれたようです。醤油とわさびよりレモンと塩で食べる方が気に入ったようです。わさびも気に入ってくれました。

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また、新潟で大学院生活を送ったことのある別の友人にも刺身をご馳走しました。彼は日本で初めてわさびを食べたとき、知らずに大きなかたまりを口に入れたそうです。今ではわさびが大好きです。
家族は生魚を食べたことがなく、怖がったままでした。結局、刺身を気に入ってくれたのは息子さん一人だけでした。

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