JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

パレスチナ難民の学校! ~2つの驚き~ 

(アッサラーム)السلام

=(こんにちは!)

本日は、私の配属先の「時間」について書いていこうと思います!

ただ書いても
熱烈な金子ファン以外は読んでくれないと思うので
『驚き2選』ということで
実情をお伝えします!!


驚き①
「勤務時間」

私の勤務時間には
午前シフトと午後シフトがあります。


なぜなら、
パレスチナ難民のための学校では
校舎の数が限られており、
小学生と中学生が午前と午後で同じ校舎を使うからです!
そのため、
僕らが小学生のころに流行した
「置き勉」(教科書を学校に置いておくこと)ができません!

がーん

毎日重たい荷物を
キャリーケースみたいなバックで
がらがらと引きずりながら帰っていくのです!特に低学年は!

そして
月毎に
小学校と中学校の時間が入れ替わり、授業を行っています!


驚き②
「授業時間」

小学生1〜6年生は40分授業です。
そのため


8:00〜8:40 1時間目
8:40〜9:20 2時間目
9:20〜10:00 3時間目
10:00〜10:40 4時間目
自由時間(わああああーーーーという奇声と共に)andおやつタイム 突入!!
11:00〜11:40 5時間目

こんなスケジュールが多いです。

皆さん
何か気付きましたか?
そうです!
休み時間がありません!!!
(誤解のないように補足をさせていただくと、、、実際は先生方の移動の時間があるため、3分ほどあります。UNWRAの正式な時間割にも書いてあるのを見たことがあります。)


カネコさーん
じゃー
トイレはどーするのー?
って声が聞こえてきそうですねー(^ω^)


そうですよね。
トイレは授業中に手を挙げていくんです!!

なんなら、トイレの帰りに
お菓子も途中で買ってきちゃいます!笑

4時間目になると集中力が切れて
ボーッとしてしまう子もいます!

わお


最初は
日本と大きく異なる現場に悪戦苦闘しました!

ただ
「郷に入れば郷に従え」の精神のもと
彼らの文化を尊重して
これが文化なのかなーと理解し
その中で
やれることをやれる範囲でやっています。

制度も文化も正直言って変えられません。
想像してみてください。
いきなり来た外国人ALTの先生が
「WHYYYYY!!ニィッポンの教育ハ厳しスギルウウゥ!!もっーと、ラフにイコーーよ♪」
と言われてもねー、、

苦笑いで困りますよね。笑


だからこそ

笑顔で
ちょっとずつ
何か伝わっていくことを願って

日本人としてやれること、今までやってきたことをやり続けようかなと思っています。

例えば、

校内にゴミが落ちてたら拾う
子どもたちのポイ捨てを注意する
「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うように励行する
使ってない教室の電気を消す
笑顔で挨拶する
遅れてきた子に「急げーー!」と笑顔で伝える

幼いころに教わった日本人として「当たり前」のことを大切にしながら
ボチボチやってます。



次回は
学期とクラスについて
書いていこうと思います!

それではまた!



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