JICA海外協力隊の世界日記

亜細亜と欧羅巴の十字路(クロスロード)で

防災教育、出前しております!

防災教育の出前授業に同行しました。

配属先のブルサ県AFAD(災害一元管理局)が行っています。

AFAD職員はひとりずつ別れてクラスの担当をします。総勢20名以上。

最初にブルサ県で起きると想定される自然災害について説明をします。

トルコ全土の地震危険度地図を使い、ブルサの危険度を伝えています。

次は、右の写真のように地震が起きた時の初動体制の説明。

テンポ、タイミング良く、子どもたちと質疑応答しながらすすめます。

突然サイレンが学校中に、鳴り響きました。

担任の先生もAFAD職員も、もちろん子どもたちも

誰ひとりとしてさわがず、頭を守る体制をとりました。サスガ!

この後、校庭に全員集合です。

校庭は狭く、地震の際に校舎が倒れてくる危険性大。

そのため集合場所は校門の所です。しっかりと考えられていますネ。

無事に全生徒職員が集合出来たら、AFAD職員より全体説明。

その後、解散。児童、教員はそれぞれのクラスに戻っていきました。

防災出前授業と避難訓練は無事終了。

毎日2、3校をこの様にまわっています。

この防災出前授業は救難救助のプロたちから教わります。

学校教員から学ぶのとは、ひとあじ違います。

日本でたとえるのなら、消防の方が学校に来るのに似ています。

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