JICA海外協力隊の世界日記

亜細亜と欧羅巴の十字路(クロスロード)で

女子力高い!!トルコ女性♪

トルコはイスラム教の方は98%と言われています。

女性はスカーフで髪の毛を覆う人も多く見られます。

そして被るスカーフでおしゃれを楽しみます。

スカーフの縁取りを手編みで飾ります。

「オヤ」とよばれていて、縫い針、かぎ針、ビーズ入りの物 等

イーネオヤ(針)、トゥオヤ(かぎ針)、ボンジュクオヤ(ビーズ) 等

写真のスカーフは、色々な種類が交じっています(*^^)v

スカーフのほかに、ネックレスやピアス、髪飾り等も♪

特にスカーフは女性の身だしなみ必需品なので、お嫁入り道具

お母さんは妊娠しお腹の子が女児とわかった時から作り始めるそう。

靴下と「ケセ」とよばれているお風呂でつかうアカスリ

これらは全て戴き物なんです。

「何色が好き?」と聞かれたので「白とピンク、あと緑も!」と答えたら

翌日プレゼントしていただきました。

靴下も私の足のサイズにぴったり。感激!!

トルコ女性は家族の衣類などを、この様に手編みで作ります。

私も「ケセ」を教えていただきました。

編み図はないので見よう見まねで。

彼女たちもオヤも編み物も、編み図はなく実物を見たり人に教わったり

後はネットで検索して出来上がったものを真似するとか!スゴイ!

編み物だけではないのです。刺繍もすごいのです。

ブロードの生地に、とても細かい刺繍。

オクスフォードやジャバクロスでは私も作った事が有るので

ブロード生地に1mmサイズのクロスがどれだけ大変か知ってます。

今、オヤや刺繍は、アンティークも売られています。

絨毯もそうですが、手仕事が出来る人が減っているのです。

お母さん達の思いのこもった手仕事の品々に囲まれての生活

だんだん無くなっていくのは、さびしくて残念です。

何とか残して、残って、欲しいと願っています。

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