JICA海外協力隊の世界日記

亜細亜と欧羅巴の十字路(クロスロード)で

村の結婚式(前夜編)

トルコでは結婚式の前夜式(クナといいます)も行うのが一般的です。

まず新郎新婦のダンス。日本の結婚式の様な花火やクラッカーの演出も!

最初に女性だけの時間帯が有ります。3時間くらい?

この日は夜8時頃に始まりました。

シンセサイザーでの演奏、DJの掛け声!盛りあがります。

ひとしきり踊ったその後、クナの儀式が有ります。

小さなキャンドルを持った少女や女性の入場に続き、お色直しした花嫁

クナ(ヘナ)を入れたお盆を順番に持ちながら踊ります。私も参加!(^^)!

その後クナを掌にぬり、一晩そのままに。翌朝は橙色の掌になります。

幸運のしるしだそうです。もちろん私もぬりました!!

クナの儀式も無事に終わり、夜11時過ぎくらいに男子も参加してきます。

ダンスによって男性だけ女性だけ、男女混合と有るようです。

シンセサイザーだけでなく、太鼓やオーボエのような楽器も登場。

この奏者たち、ダンスしている男性の耳元で大音響演奏(写真)

で、踊っている男性たちは演奏者にチップを渡します。

この前夜式は夜中の1時過ぎまで行われました。

会場は花嫁実家近くの路上です。ご近所さんは眠れなかっただろうなぁ

しかし!!!

その後2時過ぎに、変装した3名の若い女性(新婦友人?)が新郎宅に乱入

綺麗なドレスを着た女性、まゆ毛の繋がったおじさん風、ふくよか女性

彼女たちは新郎宅庭先で、ダンスをしたり、何やら押し問答をします。

新郎側が作っておいた鶏ピラフをわたしました。

それを受け取り、女性たちは帰って行きました。

しばらくして、今度は新郎側が新婦側の家に行きます。

新郎側も同じように変装した若い女性たち3名が押し問答。

そして、新婦に目玉焼きを作る様に要求します。無事に目玉焼ができて

その後は、バクラバというお菓子を新婦側から受け取り無事に式終了。

なんと、終わった時刻は明け方の3時過ぎ!!

いよいよ明日は結婚式本番です。

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