サーイドゲッタン(幸せたくさん)を目指して(加藤隊員は帰国しました)

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加藤 奏太
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
中東・欧州
エジプト ギザ県
一言メッセージ
世界中のどこだろうが、子どもに対する大人があるべき姿勢は変わらないはず。『きっと幸せは ほんのわずかな愛を見逃さないこと』心に熱さと余裕を持って、頑張ります。

 

「学びたい!」

2018.11.08

活動

9月の最終週に新学期が始まり、

それから1か月以上がたった。

今現在、5つ学校の、

23クラスを授業しているわたしは、

いろいろな先生、いろいろなクラス、

そしていろいろな子どもと、

毎週少しずつ、歩みを積み重ねている。

ここにきてあらためて思うこと。

教室の中の集団は、よくも悪くも、

そこに関わる、先生次第であるということ。

先生の対応次第で、(それがけっしてすべてではないが)

集団は大きく波をうって変化していく。

1か月がたち、

それが顕著になってきた。

要するに、

授業ができるクラス、しやすいクラス。

笑顔があふれるクラス。

言うことを聞けないようになったクラス。

静かにできなくなってしまったクラス。

色がはっきり出てきた。

だからこそ、

先生の仕事はやりがいが溢れるものだし、

責任がのしかかるものだし、

言葉に語弊があるが、「キツイ」仕事だと思う。

ある学校のあるクラスにて。

1か月先生がどなり続け、

木片で机をバンバンとたたき、

そんな風に接し続けてきた

このクラスは

もう簡単には、

静かにならない(なれない)クラスになっていた。

でも確かに、先生もがんばっているんだ。

それは分かるんだ。

自分は悩みながらも、

拙いアラビア語を駆使して

呼びかけていく。

投げかけを辞めちゃだめだと思って。

そのざわざわの中、

1人の女の子が、そっと自分によってきて、

優しい口調で声をかけてきた。

それは、ざわざわの中で確かに聞こえたのであろう、

私が話した「問いかけ」の

その子なりに考えた、確かな「アンサー」だった。

その子の確かな「アンサー」と、

目の輝きと、

その後のまっすぐな視線。

これが、「学びたい」という気持ちなんだと、

ぐっと受け取った。

聞いてくれる人がいる。

まだまだまだまだ、これからだ。