JICA海外協力隊の世界日記

サーイドゲッタン(幸せたくさん)を目指して

はじまりはいつも雨。

今日はまとまった雨。

こんな日もあるんだなあ。

年に数回(しかも短時間にパラパラと)

しか雨が降らない街、カイロ。

出かけようとするが、

強い雨が行く手を阻む。

小降りになってから、仕事に出かける。

すると、電話が。

仲の良い先生からだ。

「なあサイード。(ぼくのことです)

 今日シーシャ(水たばこ)吸いに行かないか?」

「今日か・・・。今から仕事行かなくちゃ。

 でもどうして急に、今日なのさ?」

「今日は天気がすごく良いからさ!!」

「え!?だって今日すごい雨が降ってるじゃないか!」

「そうだよ!すごい雨だろ!とてもいい天気じゃないか!」

なるほど。

誰が、「雨」が「天気が悪い」と決めたんだ。

埃っぽいエジプトの空気が洗われるから、

雨はいい天気。

なんだか心が穏やかになるから、

雨はいい天気。

様々な考え方があって、

どれもこれも、素敵なんだ。

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