サーイドゲッタン(幸せたくさん)を目指して(加藤隊員は帰国しました)

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加藤 奏太
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
中東・欧州
エジプト ギザ県
一言メッセージ
世界中のどこだろうが、子どもに対する大人があるべき姿勢は変わらないはず。『きっと幸せは ほんのわずかな愛を見逃さないこと』心に熱さと余裕を持って、頑張ります。

 

安心感。

2019.05.22

生活

イスラム教のこの国では、

今は「ラマダン」という時期に入っている。

どのくらい「ラマダン」についての知識があるだろうか。

「ラマダン」は、イスラム教を信じる人たちにとって、

「聖なる月」と考えられていて、

約1か月間、日中の飲食を禁じている。

そして、日が沈んだ時刻、「エフタール」と呼ばれるご飯をみんなで食べる。

家族はもちろん、周りの人へのお裾分けもして、みんなでご飯を楽しむ。

そして深夜にかけて、楽しい時を過ごす。

それが今感じられる「ラマダン」。

どの人に聞いても、「ラマダンが好きだ」と言う。

断食は、辛いものだと想像するので、(ぼくはやっていません。)

さぞかし辛いものなのかと思っていたが、

(確かに辛いところもあるだろうけど)

「ラマダンは幸せだ」と考えているようだ。

同僚とお茶を飲みながら、夜の街を見ていた。

何がいったい幸せなんだろう。

そんなことを考えながら。

ラマダンによって飾られた夜の街を、

なんだか安心した顔で、

歩く家族がいた。

昼間の暑さも

空腹も終わって。

家族で手を取り、歩く。

急いでいるわけでもなく。

今、その時を楽しんでいるように見える。

ある意味、昼間は制限された生活をしているからこそ、

出る表情なのかもしれない。

「今日も笑顔でいられますように。」

今、そんな願いをつなぐ儀式のような、

そんな気がした。