JICA海外協力隊の世界日記

サーイドゲッタン(幸せたくさん)を目指して

やってやれないことはない、それには。

ラマダン中の一番の楽しみは、

「イフタール」

意味は、「一番初めに食べる食事」ということで

日中、熱い中、

食べること、飲むことを我慢していた状態から、

日暮れを迎え

アザーン(モスクから流れる合図)を皮切りに、

その日初めての食事を楽しむ。

あまりに最近暑く、慣れていない私が断食をするには

あまりにハードルが高くて、その苦しみを体験出来ていないのだが、

その大変さたるや、筆舌に尽くしがたい。

しかし、みんなが大好き「ラマダン」。

その幸せ瞬間は、

「イフタール」をみんなで集まってパーティみたいにすることなんだそうだ。

たくさんのご飯を食べながら、語らう。

それが、一日の疲れを癒してくれるのだろう。

ありがたいことに、いろいろなつながりのエジプトの方から、

「イフタール」のパーティによんでいただき

一緒にご飯を食べることがあった。

素敵な文化の一つだろう。

ある友だちから、

「サイードさん(ぼくのことです。)一緒にソーラン節を踊ったチームみんなで、

「イフタールパーティ」やりたいです!!」

これまで、呼んでいただいたことはあるものの、

開こうなんて、あんまり考えていなかった。

だけど、その言葉を聞いてから、

「やらなきゃ!」という思いが強くなって。

やってやれないことはない。

でもそれには、

「仲間」がいるからということを忘れてはいけない。

答えてくれる仲間がいて、

協力してくれる仲間がいて、

温かくサポートしてくれる仲間がいて、こそ。

ありがとう。

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