2020/05/15 Fri
文化 生活
帰国後1ヶ月、体に染み付くマラウイの習慣
Monire!
世界日記をご覧いただきありがとうございます。
しばらく更新を行っていませんでしたが、多くの方がご存知の通りJICA海外協力隊はコロナウィルス流行の影響により全世界の隊員が日本に帰国しています。
わたしも3月末に無事に日本に帰国しました。
フライトのキャンセルなど様々な問題があった中、色々な方のサポートがありこうして帰国出来たことに心から感謝しています。
日本に帰国してからもう1ヶ月が経ちますが、こちらの生活に慣れた一方、まだまだ抜け切らないマラウイの習慣もあります。
①日暮れ前にお風呂
→マラウイでは日暮れ後に停電するリスクあり、その場合は暗闇で水シャワー
②日暮れ後、家族に「ちょっと走ってくる」と言われると『危ないでしょ!!』と言う。
自分も日暮れ後に外出しようと思わない
→マラウイでは安全のため夜間の徒歩移動が禁止されてました
③斜め掛けバックは前に、周りに人がいたらとりあえず顔をじっと見る
→マラウイでスリ防止のために行っていました
④シャワーから流れるお湯が「もったいない」と思ってしまう
⑤菓子箱や袋が捨てられない、ヨーグルト容器は便利なタッパー
→何でも捨てる家族に怒ってしまう…
⑥「とりあえずバケツに入れるか。あ、バケツないんだった。」
→マラウイでは洗濯物や野菜の保存、水の保存などとにかくバケツが大活躍です
日本ではバケツのある家は少ないのではないでしょうか
⑦日曜日「あれ、今日何でゴスペル聞こえないの?」「今日店開いてないんじゃない?」
→マラウイでは日曜日の午前中はそこら中の教会からゴスペルが聞こえてきます
また、日曜日はほとんどの店が休店日でやっているとしても午前中のみ
⑧半径3m以内の人にはとりあえず挨拶
→おかげで素敵なご近所さんと会話出来ました
⑨人目があっても面白い動画があったら一人で声を出して笑う
→公共施設でやってしまい恥ずかしかったです…
⑩朝の目覚めが悪い
→鳥、猫、犬の鳴き声や魚売りの客引きで起きる生活が本当に恋しいです
マラウイの家に時々来てた出張目覚まし↓↓
マラウイに行く前と比べ、自分の生活にもポジティブな変化が出て来ていることを感じます。
掃除や洗濯など生活のことにしっかり時間を使うようになったこと、家族との時間に意識が向くようになったこと、様々なことを”違い”として受け入れられるようになったこと。
突然の帰国となり色々な手続きや各所への報告に終われた1ヶ月でしたが、少しずつ色々な活動をする余裕が出て来ているとは思います。
最近の活動は活動先とコロナウィルス関連のガイドラインや現状を共有したり、オンラインコースで自己学習を行っています。
ネットが繋がるってなんと素晴らしいことかと感謝する毎日です(笑)
また、前日は自宅でマラウイ料理にも挑戦しました!サムネイル画像にも使用している写真は、
コンドーレ(キャッサバ粉で作ったシマ)、キャベツとトマトのカレー炒め、ブライチキン
です。
「シマって何?」という人は先輩隊員のブログをご参照下さい。URL→https://world-diary.jica.go.jp/ozekitakehiro/post_3.php
またこれから徐々にマラウイにいた時のこと、日本での現在のお話など少しずつ世界日記の更新を行っていければと思っています。
今後もどうぞよろしくお願いします!!
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