JICA海外協力隊の世界日記

全身サモア

太平洋一周の夢

サモアに住んでいると興味をひかれるのが、他のパシフィックの国はどうなってるの?ていうことだったりします。他の島国に派遣されている友人もいるけど、どこか様子が違いそう!特に、日本からボランティアが派遣されていないタヒチやクックアイランドは興味深いですね。

太平洋の島々をひとつずつ巡ることができたらなぁ。。。

そんななか、ニウエから「広島から出たセーリングボートが太平洋を一周していて、次はサモアに来るらしい」との情報があり、船にお邪魔し、色々とお話を伺うことができました!

アピア港の周りにはバーがあり、たまに遊びに来ることもありますが、実は港の中に入るのは初。これまで、停泊している船はすべてサモアにいる所有者が置いていると思っていただけに、遠くからボートが航海してくるのだという事実にびっくりしました。

このセーリングボート「エスカルゴ」号は、約一年半前に広島を出発し、小笠原諸島を通ってハワイへ!(ハワイまでは一ヶ月もの間、無寄港だったそう)そこから太平洋を横断しサンフランシスコ、メキシコからラパヌイ、タヒチ、クック、ニウエの島々を経てきたそうです。今は日本に帰るべく、南半球から北半球へと旅を折り返している途中。

クルーのお二人から、これまで通った島の暮らしについてはもちろん、船の構造(最終日前日には体験クルージングも)や海上での感動体験・危機体験、会って来た人々、ボートで一周するに至った理由などなど様々なことを聞くことができました。

話を聞いているなかには、真剣にエスカルゴの旅の仲間(次の島までとかだけど)になることを検討する人もいましたが、話が進むと、吹く風次第の大自然を相手にする旅はそんなに甘いものじゃないことがひしひしと伝わってきて…

エスカルゴ号は7月21日(土)〜8月5日(日)午前までの約2週間アピアに滞在されたのですが、3日に一回は船に入り浸ったり、クルーのお二人に会ったりしていた気がします。停まっているボート同士の交流もさかんで、色々な国からボートで来た方々のお話を聞くのも面白かったです。

船での一番の楽しみは、やはりおいしい食事!ということでサモアの魚市場で買った新鮮な食材を振る舞っていただいたりもしました。また日本で、エスカルゴ号に再会できたらいいなあ。

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