2018/05/10 Thu
活動
千葉大学×パナマ大学×APROVACA
こんにちは。あゆみです。
今回は、千葉大学とパナマ大学の共同プロジェクトについて報告します。
先日、APROVACAでは千葉大学の教授2名と学生4名をお迎えしました。
千葉大学は2013年以来、バイオテクノロジーを活用したパナマの野菜栽培の技術改善に取り組んでおり、2015年には、文化相公募事業「大学に世界発展強化事業~中南米地域~」に千葉大学のプログラムが採択され、パナマ大学及びパナマ工科大学と大学間交流協定を結んでいます。
そして今回、千葉大学の先進的な蘭の繁殖技術をパナマの希少な蘭の繁殖に応用する、というパナマ大学との新しい共同プロジェクトを始動するため、はるばる日本からEl Valleへ、保護センターとGaital山の野生蘭の視察にいらしていただきました。
パナマと日本の国境を越えて、去年から少しづつ動き出したこのプロジェクト。
日本からのCOSPA明智さんのサポート、パナマ大学のSimón教授との話し合いのもと、ついにAPROVACAは“種子バンク”として、プロジェクトへ種子提供を行うことを正式に合意しました。
対象となる蘭は、CITESⅠ、Ⅱにも 登録され、Endemic in Panamaとされている3種類のラン、Peristeria elata、Neomoorea irrorata、Miltoniopsis roezliiです。
APROVACAでは、これらの蘭を園内で生育し、採取した種を大学の研究機関に提供します。
早速、パナマの国花でもあるPeristeria elataの、今年一番の種を採取しました。
これから、蘭を通じてパナマと日本の交流がもっと盛んになると思うと、とても楽しみです。
Ayu
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