2019/05/07 Tue
人 文化 活動 生活
ありがとう、パナマ。ただいま、日本。
こんにちは。あゆみです。
2年間の任期が終わり、日本に帰国しました。
久しぶりのふるさとの空気にほっとする一方で、あらゆるものが新鮮に見える東京の街は、パナマの暑さに慣れた肌には少しだけ寒く感じられました。
「パナマって、どこ?」
そんな会話から始まった協力隊への道。
2年間という長くて短い月日を経て、わたしの心に多くのものを残してくれました。
そこで、今までのたくさんのありがとうを込めて、写真展【PANAMÁ】を都内で開催します。
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会期: 2019年5月3(金)〜31日(金) 11:00 – 18:00
※木曜定休日
場所:方南カフェ(最寄り駅:丸ノ内線 方南町駅)
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カフェの端っこの小さな展示ですが、2年間を
笑って、怒って、ベットの上で涙を流したこともあったけれど、
また、ずっとお世話になった《JICA世界日記》も、
2年前、まさか自分が日本を飛び出すなんて、
きっとパナマに呼ばれていたのでしょう。
もしも、応募書類を手に迷っている過去の自分に会えるのだとしたら、
「人生で一番よい選択だったよ。」
と、胸を張って伝えてあげたいです。
また、この記事を読みながら協力隊への応募を考えている方がいれば、ぜひ説明会や経験者にお話しを聞いてみてください。
隊員が100人いれば、100通りの意見があるJICAの海外青年協力隊。
国や職種によっても、大きく違ってくると思います。
もちろん、文化や言葉だけでなく、食べ物や医療状況の異なる国へ行き、さらにはその国を良くするために働くことが前提ですから、楽しいことばかりではありません。
トイレに信じられないほど大きなゴキブリが出てきたり、病院の診察所なのに野良犬がうろうろしていたり、普通のコーヒーをお頼んだはずなのに大量の砂糖が入っていたり、、。
日本では考えもしないことばかりです。
けれども、いっぱい悩んで、考えて、それでも挑戦したいことがここにあるならば、わたしはあなたの背中を思いっきり押してあげます。
そして、そんな「日本じゃありえない事」を、思いっきり笑い飛ばして、現地の人にたくさん助けてもらってください。
「ありがとう」のぶんだけ、その国と人が好きになれば、「好き」なぶんだけ、がんばれる。
国際協力って、難しいことばかりじゃないんです。
なによりも、“人”に支えられてきた2年間。
パナマという異国の地でなんとかやってこれたのも、JICAのサポート、日本やパナマの家族と友人、そして今、この記事を読んでくださっているあなたの存在があったからです。
どんなに素晴らしいテクノロジーが発展しても、やっぱり世界はまだまだ広くて、実際に自分の目で確かめてみないとわからないことばかり。
なんてことのない小さな村で、野生ランを守り続けるおばあちゃんたちの努力や思いを、ブログを通して少しでも伝えられたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。
2年間、本当にどうもありがとうございました。
どんな時も一緒に笑ってくれたパナマの人々へ、心からの尊敬と、たくさんのグラシアス(ありがとう)を込めて。
またいつか、どこかで、元気な姿でお会いしましょう。
Gracias a todos por dos años.
Te deseo mucho éxito y bendiciones.
Muchos besos y abrazos,
Ayumi Kimura
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