2023/03/30 Thu
文化 生活
人生2回目のラマダンがスタート!
Bonjour! Aslema!
みなさん、こんにちは。
先週、ラマダンが始まりました。
私にとっては人生で2回目のラマダンです。
ラマダンとは?
イスラム教で使われているヒジュラ歴の第9月のことで、この月に1か月間の断食を行います。
断食の目的は、あらゆる欲を絶ち信仰心を深めることですが、空腹や自己犠牲を経験することで貧しい人の気持ちに寄り添い、寄付や奉仕などを行う期間でもあります。
ラマダン中は日が昇っている間は飲食、喫煙はできません。
しかし、小さい子供や高齢者、重病人は断食しなくて良いとされています。
女性の場合、月経と重なった日は断食しなくて良いとされていますが、ラマダン明けにその分の断食をする必要があります。
【1日の流れ】
朝4時~5時頃起床(または前日から起きっぱなし)
↓
日の出までに食事
↓
日の出後:断食
↓
日の入り:食事開始
私の住んでいる街では、日が沈むと大砲の音が鳴り響きます。
「日が沈んだので飲食してよいよ」の合図です。
(大家さんからいただいた夕食)
ラマダン中の昼間はカフェやレストランは閉まり、街はシーン...としていますが、夜になるとカフェや通りにはたくさんの人が集まります。
仕事は時短、または時間をずらして働きます。
私の場合は活動時間は変わらず、開始時間が3時間早くなります。
私は昨年、断食に挑戦しましたが1日でギブアップ...。
チュニジア人の前で飲食はしませんが、家ではいつも通り過ごしています。
ラマダン中は同僚や知り合いのお家に招待していただくことが多く、ラマダンが始まってまだ1週間も経っていませんが、早くも3つの家庭で夕食をご馳走になりました。ありがたいです。
同じ料理でも家庭によって入れるものが違ったり、ラマダン中の過ごし方が違ったり、チュニジアの家庭の違いを見ることができて、ラマダンはとても楽しいです。
ラマダンのちょうど真ん中の日にはどの家庭でもクスクスを作ります。
まだ1週間ありますが、既にその日の夕食に招待していただきました。
クスクスはチュニジア料理で2番目に好きなので(笑)、今からとても楽しみです。
...ちなみに1番好きなのはモロヘイヤという料理で、パウダー状になったモロヘイヤの葉を肉と一緒に煮込んだものです。
(食事のあとはスイーツと一緒にお茶やコーヒーをいただきます。)
それではまた次回!
Au revoir! Beslema!(またね)
SHARE