JICA海外協力隊の世界日記

キリバス marurung(元気)日記

World Diabetes Day #2

みなさん、Mauri!

中山です。

前回に引き続き、World Diabetes Dayについてお話します。

○〜前日

実は私の配属先の糖尿病クリニックは実働部隊であり、企画部隊ではありません。

企画は主に保健省内にあるNCDチームが行いました。

私が直接行ったことは、11月14日の週までに糖尿病に関するリーフレットを作成することです。

これが当日配布したリーフレット達。

左下の折ってある物が私の作成したリーフレットになります。

リーフレットには、糖尿病とはどんな病気か、主な合併症、主な治療・予防方法といった一般的な内容が書いてあります。

その他にも運動の仕方やフットケア、食事のバランスについての資料がありました。

キリバスでは三つ折りが主流のため、それに倣いました。

当日までに同僚と一緒に「図がたくさんあってわかりやすい物にしよう!」と作成、翻訳を行いました。

○そして、当日

場所はキリバスの中心地、省庁や大統領府が立ち並ぶバイリキスクエア。

約4時間で200名以上の人の身長、体重、ウエスト、血圧、血糖値を測定しました。

※正確な人数は把握していません。でも200個以上あった血糖測定キットがなくなりました。

糖尿病クリニック以外からも、結核チーム、歯科、眼科、栄養科、など多くのスタッフが参加していました。

モルモン教徒からの提供により、カラー資料の展示、パンフレットの配布、玄米の紹介・配布、野草を使用したカレーを配りました。

私自身も多くの人の血糖値と血圧を測定していたので、この2枚の写真を取るのが精一杯!

でもこれを機に多くの人が糖尿病に関心を持ってくれるといいな〜と思っています。

○反省

この写真だけでは伝わりませんが、個人的には反省点が多く残ったイベントでした。

写真には写っていないだけで、人々は溢れかえり、列を作らずに検診を求めるのでごちゃごちゃ。

もっとスムーズに誘導できたんじゃないかと反省中です。

問題は山積みですが、自分にできることを少しづつやっていこうと思っています。

どちらにしても、とても思い出に残るイベントとなりました^^

来年はもうちょっと成長した姿をお届けできるといいなぁ

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