JICA海外協力隊の世界日記

めんそーれ もうひとつのオキナワ日記

配属先の紹介! (ラボ編)

Hola! 12回目の世界日記は、私の配属先と最近の活動を少し紹介!

最近は畑ではなく、配属先CAICOグループの1つである

Centro Tecnológico Agropequario en Bolivia (CETABOL : ボリビア農牧技術センター)

のラボ(研究室)で主に活動しています。

このラボ、実はJICAとの関わりがたくさんあります。

ラボについて少し説明すると…

このラボは、任地の「オキナワ移住地」とサンタクルス県にあるもう一つの日系移住地「サンファン移住地」の農業技術普及のために、国際協力事業団(JICAの前身)によって設立されたCETABOLの中に設けられました。

そして、2010年にはJICAから経営が移管され、現在私が活動しているラボは、JICAからの支援を受けて2022年の3月に新たにオープンされました。

ちょうど私が赴任したタイミングでのオープンでした。

施設にある機器や物品のほとんどに日本大使館・JICAのマークがついています。

ラボでは、土壌以外にも、農薬や肥料、液体肥料、水、作物体なども分析しています。

このラボでの私の最近の活動は、「土壌の分析方法の見直し」です。

前述したように、このラボが設立された当初は2つの日系移住地の農業技術普及のためでした。

しかし、現在では日系移住地だけでなく、ボリビア中からサンプルの分析依頼がラボに来ます。

ボリビアは日本の面積の約3倍あり、首都ラパスのように標高3000mを超える地域もあれば、ボリビアの北部・東部では熱帯アマゾンの地域もあります。

そのため、ボリビア全土に様々な種類の土壌が分布しています。

それぞれの土壌に適した方法で分析を行わなければ、分析項目によってはデータが過少or過剰に評価されます。

これらのエラーができるだけ小さくなるように、分析方法の見直しを同僚と現在行っています。

しかし、ボリビアで手に入る試薬や、ラボにある実験器具や機械が限られていることもあり、思うように進まない日々…。

いつかは、この活動が前進したことを世界日記で報告できたらと思います!!

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