JICA海外協力隊の世界日記

ラオスの暮らしを知りたい

2つのビエンチャン

はじめまして。

2019年3次隊の北川諒(きたがわ りょう)です。

2021年の10月からコミュニティ開発としてラオスのビエンチャン県で活動しています。

皆さんはビエンチャンをご存知でしょうか。

ラオス国内には、ビエンチャンという名のつく場所が2つあります。それは首都のビエンチャン市と地方のビエンチャン県です。

ラオス人は、首都のビエンチャン市をラオス語で「ナコンルアン・ビエンチャン」、地方のビエンチャン県を「クエン・ビエンチャン」と呼んでいます。

私は任地が決まるまで、ビエンチャン県とビエンチャン市がごっちゃになっていました…。

2つの違いを印象だけで粗く表現すると、ビエンチャン市は都会でビエンチャン県は田舎です。ビエンチャン県はビエンチャン市の北に隣接しています。

首都から初めてビエンチャン県の任地へ向かうとき、初めての地方だったこともあって、移動しながら首都と地方の差を表面的に知ることができました。

車で高速道路を北上すると、平野から山地へ景色が変化していく過程を車の窓から見ることができます。最初は水田が続くのに途中から森に変わっていきます。

ナムグムの料金所で高速道路から国道13号線に降りると、配属先にたどり着くまで曲りくねった山道が続きます。山間を走る国道に沿って建つ疎らな家々や、かごを背負って歩く人々、自転車をこぐ学生たちなど、今まで生活していた首都とは異なる雰囲気を感じました。

曲りくねった山道を抜けてナムグム湖畔にたどり着くと、配属先の事務所があります。首都から配属先は車で約1時間半の距離です。

今後は配属先や私の活動についても触れて行きたいと思います。

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