JICA海外協力隊の世界日記

ラオスの暮らしを知りたい

配属先はForestry Training Center

私は現在、ビエンチャン県のForestry Training Center(以下センター)で活動しています。

センターは2000年、JICAの資金援助によって設立されました。目的は焼き畑農業などにより劣化した森林を再生することです。当時と比べて森林が回復した現在、主な事業は森林の管理、苗木の栽培、製炭などとなっています。

センターの中には周辺住民のための工房があります。その工房で手工芸品グループの生産者は手漉き紙を作ったり、その紙から作られた糸で紙布(しふ)を織ったりしています。

手漉き紙や紙布をつくる手工芸品グループの名前は「Vangvieng Posa Handicraft」です。

Posa」は紙の原料となる植物のラオス語です。日本語だとその植物は「カジノキ」と言うそうです。

この他にも、センターにはうちわの手工芸品グループもあります。

じつは手漉き紙、紙布、うちわの三つには共通点があります。それは三つとも日本の伝統工芸ということです。かつて日本の職人たちがプロジェクトの一環として、センター周辺のラオス人に日本の技を伝えました。

私は配属先からそれらの手工芸品グループのマーケティングを求められています。

また後日、手工芸品グループの詳細は書いていこうと思います。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ