2022/05/05 Thu
活動
配属先はForestry Training Center
私は現在、ビエンチャン県のForestry Training Center(以下センター)で活動しています。
センターは2000年、JICAの資金援助によって設立されました。目的は焼き畑農業などにより劣化した森林を再生することです。当時と比べて森林が回復した現在、主な事業は森林の管理、苗木の栽培、製炭などとなっています。
センターの中には周辺住民のための工房があります。その工房で手工芸品グループの生産者は手漉き紙を作ったり、その紙から作られた糸で紙布(しふ)を織ったりしています。
手漉き紙や紙布をつくる手工芸品グループの名前は「Vangvieng Posa Handicraft」です。
「Posa」は紙の原料となる植物のラオス語です。日本語だとその植物は「カジノキ」と言うそうです。
この他にも、センターにはうちわの手工芸品グループもあります。
じつは手漉き紙、紙布、うちわの三つには共通点があります。それは三つとも日本の伝統工芸ということです。かつて日本の職人たちがプロジェクトの一環として、センター周辺のラオス人に日本の技を伝えました。
私は配属先からそれらの手工芸品グループのマーケティングを求められています。
また後日、手工芸品グループの詳細は書いていこうと思います。
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