JICA海外協力隊の世界日記

コンピュータと絵本

河口の橋

 モザンビークの首都マプトは海に面した街ですが、マプト湾をはさんで向かい側はカテンベと呼ばれる地域です。湾を渡るフェリーが運行されています。フェリーの他にボートもあって、カテンベからマプトに通っている人達にとって、大事な足です。渡るのに10分くらいでしょうか。フェリーもボートもいつもいっぱいです。この湾に架かる橋が、今年1月に完成の予定でしたが、工事が遅れて、5月現在、まだできていません。

 上の写真は、飛行機から撮ったものですが、橋はすっかりできあがっているように見えます。フェリーは、車を15台くらい載せられるのですが、2隻あったのが、1隻故障して動かなくなりました。それが去年の9月ごろです。橋の開通を見越してか、修理されないままなので、1隻だけが運行している状況です。これだと乗り込むまでに1時間以上、下手すると3時間待たされたりします。3時間待つなら、湾を回った方が早いです。

 カテンベは、というか、モザンビーク国内の多くの道は、未舗装なので、4駆の車じゃないと走れない道が多いのですが、橋を架けるにあたって、カテンベ側の道路整備も進められたようです。橋はなかなか開通しませんが、その先の道路は舗装が進んでいることが、先日わかりました。

 去年、フェリーで湾を渡って、象の保護区へ出掛けたことは、このブログに書きました。今年、象の保護区の先にある海岸へ出掛けました。去年は工事中だった道ができあがっていて、まだ、新しいからか、交通量も少なく、快適なドライブでした。途中、工事中の料金所の横を通りました。この料金所ができたら、ここで料金を払うのでしょうけれど、今は払いたくても払えません。道路ができてから、料金所をつくってるんですね。

橋ができたら引退するのか、それとも、引き続き営業するのか、とにかく、1隻だけのフェリーです。

フェリーに車なしで乗ると5メティカイス(約10円)だけど、ボートは、倍の10メティカイス(約20円)。こないだ値上がりして、ちょっと高くなったと思う。シャパと呼ばれるミニバスは、7メティカイスが10メティカイスになりました。

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