JICA海外協力隊の世界日記

純風満帆なバウカウ生活

スタディツアー 第2弾 ~東風編~

どーも、東ティモールから小林です。気づけば3月も後半に、早いものですね。

さてさて、3/1~3/9に広島国際大学理学療法専攻の学生、および北里大学大学院生の計5名が東ティモールを訪れました。前回8月に開催したスタディツアーの反響もあり、今回は第2弾として開催にいたりました。

旅の目的は、前回同様に「地域リハビリテーションを体験しよう」ということで

先進国にならった施設中心およびアウトリーチ型のリハビリテーションを推進したい東ティモール政府と、インフラが整わず施設や在宅へのアクセスが困難な状況にある東ティモール地方バウカウ県のギャップを見学し、CBRを基にした課題解決に対するアプローチを一緒に勉強しました。

*CBR Community Based Rehabilitation

旅程をざっくり

3/1 日本→バリ→東ティモール到着。ホテル移動後、JICA職員とJICAインターンの学生、およびJOCVと交流会を実施。

3/2 CNR(National Rehabilitation Center)へ広島国際大学義肢装具専攻が行う中古品再生プロジェクトにより作製されたSACH足を寄贈。午前中はJOCVからプレゼンテーションや業務説明を受け、昼からJICA事務所で永石所長から東ティモールにおけるJICA支援に関しての講義と私からブリーフィング実施。

3/3 朝からシュノーケリングへ。浜辺でランチをした後、JICA技術協力プロジェクトにより東ティモールに訪れていた柔道専門家とボランティアの活動見学。JOCVの有志が集まってソーラン節も披露されました。

3/4 ディリからバウカウへ移動。夕刻からバウカウ日本人会によりBBQの実施。

3/5 Katilosaのアウトリーチ活動帯同およびトレーニングセンターへ訪問。農業センターにてJOCVの活動見学。

3/6 バウカウ病院を訪問。同僚からのプレゼンおよび筆者の活動見学後、昼から筆者が行っている高齢者健康教室を訪れる。夕方から脳卒中後遺症を患うカストロさん家へ在宅訪問。

3/7 午前中病院を再訪問し、理学療法の見学および理学療法講義の実施。午後からバウカウのワタボウビーチと旧日本軍の作った塹壕へ。

3/8 バウカウからディリへ移動。お土産の購入。

3/9 昼過ぎに東ティモール発。

つめつめですね。果たしてどんな旅だったのでしょう。

長くなるので、東風・南風・西風・北風に分けて書いていこうと思います。

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